ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第25話)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第25話.婦警さんの素顔」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「これを...」と言って婦警さんはぼくの手に何か突っ込みました。
渡されたのは小さな白いメモ用紙。
「おわびがしたくってぇ...もしよかったら、明日その番号に電話いただけませんか」


翌朝9時。
ぼくは布団の中で昨晩のことを思い出していました。
飲酒検問に捕まって疑われたこと。
センターラインに沿って歩くように言われたのに、膨らんだおむつのせいで赤ちゃんみたいによちよち歩きになったこと。
そして、仕方なくおむつのこと打ち明けたら確かめるって言われて...。
(まさか、あそこでおむつ見せるなんて...)
(でも、婦警さんの目、ほんと点になってたなぁ)
(あゆみさん...かぁ)
ぼくは、もらった白いメモ用紙を広げ、電話番号を見ながら少しためらっていました。
けっこうかわいかったんですけど、すぐに電話する気にはなれなくて。


ぼくがためらっていたのは、これまで立て続けに起こったハプニングと出会いのことがあったから。
高速のサービスエリアで出会った奈保ちゃん。
工事現場の近くの宿舎のおばちゃん。
そして、そこの事務所のひろこちゃん。
みんな、なんだかぼくに抵抗なく接してくれる。
(なんでだろう...)
もっと前には、新潟の洋品店のおばあちゃんも。


(なんでだろう...)
ぼくは、まだ布団の中でぼーっとしながら、天井のメリーゴーランドを見ながら考えていました。
だって、自慢じゃないけど、ぼくはこれまで女の人にはほとんど縁がなくて、話をしようとしてもドキドキするばかりでうまく盛り上げることもできなかったんです。それが、ここ2年くらいで何人もの女性が...。
(そっかぁ...きっと)
ぼくは、一去年の春のことを思い出しました。
(そうだ!)
それまでのぼくは、自分の格好なんてほとんど気にしたことがなかったんで、髪はぼさぼさで肩まで伸び放題だったし、無精ひげもはやして、なんだか原始人のような感じでした。
それが、おむつのことがばれて職場にいずらくなって会社を移ったんです(実質クビになったんですけど)。
で、今は20人くらいの小さな会社ですが、社長さんもまるでおやじさんって感じでアットホーム。そして、移った当時その社長さんから、
「なぁ、ゆうさん、なんか感じが合わないんだなぁ、その...」
「えっ?」
「ゆうさんって、すごく性格やさしいし、うちの女房(経理部長さん)がな、もっと若々しくしたほうがいいってな、気にしてたよ」
「そ、そうですか?」
「ま、うちみたいな小さな会社だと人手が足りないから、荷物運びだけじゃなくて営業もやってもらいたいし、な。」
そのことがあってから、少しづつイメージチェンジしてみました。
まず無精ひげはやめ。そして、社長の奥さんの妹さんのやっている美容院にも連れて行かれました。もちろん初めての経験。床屋しか入ったことがなかったぼくにはなんだか恥ずかしかったですが、それよりも気になったのは高いこと、料金が。でも、「給料から引いておくから」って言われて、何回か行ってますが、まだ一度も引かれてないんです。
たまに経理部長さんに、「あのー、料金ですけどー」っていうと、
「いいのいいの、私が無理やり連れて行ってるんだし、最近感じいいよその髪。それに妹のとこだから」って。
それからのぼくは、ぼさぼさだった髪をきれいにカットしておかっぱ頭に。もともと茶色だった髪と合わせて別人のようになりました。それに、童顔なこともあって、自分で言うのもなんですがかなり若く見えみたいです。
部長さんからも、「ゆうさんじゃなくて、ゆうやちゃんって言ったほうがいいみたい」ってからかわれます。
(そっかぁ...きっと)
たぶん、そうなのかもしれません。
前の会社でも、おむつのことがばれたり、見られたりしましたが(そのためにクビになったんですが)反応がすごく冷たかったです。
でも、最近は、出会う人がなんだか皆やさしくしてくれるような気がするんです。
おむつのことがばれても、いきなり「きもーい!」なんて言われないし、なんとなく外観のイメージと合うんでしょうか。


なんてことを考えながらも、ぼくはまだためらっていました。
奈保ちゃんにも会いたいし、ひろこちゃんのことも気になる。
それなのに、今度は「あゆみさん」ってことになると、その二人に悪いような気がして。
(だって婦警さんだしなぁ...)
(まぁ、今回はお詫びだけに終わるなぁ、きっと...)
あの時はほんとうに申し訳なさそうだったし、よっぽど悪いと思ったんでしょう。だからきっと動転してこんなメモ渡したんだって思いつつ...少し期待も。
(とりあえず、電話してみるかぁ)
ぼくは、そのメモの番号に電話してみました。
(♪♪♪...)
呼び出し音が鳴って、
「...はい」
「あ、あの、ぼく、昨日の晩に...」
「あっ!鈴木さん?」
「えっ?」
「鈴木さんですよね、昨日の、よかったぁ」
「え、ええ...なんでぼくの名前...」
「あ、えぇ、すみません、免許証に名前が...」
「そうか、そうですよね」
「でも、よかったぁ、お電話いただけないかなって思ってました。あんなひどいことしちゃって私...すみません、ほんとうにごめんなさい」
「あ、いいですよ、そんなぁ。もう終わったことだし、ぼくのほうも誤解されるような格好だったから。」
「...」
ケータイの向こうでは、昨日のぼくの恥ずかしい格好を思い出したんでしょう。しばらく固まったようでした。
「あ、あのぅ...」
「も、もう、いいですよ、そんな謝らなくても」
「す、すみません。それでぇ...あのぅ...今日はお仕事は?」
「あ、ああ、今日は夕方から長野へね、大物の運搬があって」
「そうですか。それじゃお時間ないですよね、お昼ごろとか」
「えっ、いや、4時ごろに出社すればいいんですけど...」
「あーよかったぁ。それじゃ、もしよかったら、お昼とか、いえ無理だったらいいんですけど、お時間いただけないかなぁって」
ぼくは、多少期待してなかったわけでもなかったので、
「え、ええ、いいですよ。どうせひまだし。」
「ほんとですかぁー、よかったー。昨日のこともあるしー、お昼ご一緒にね」
「はい」
「じゃぁ、名古屋駅でいいですか、12時に。」


12時すぎに駅の待ち合わせ場所に行くと、あゆみさんが待っているのが遠くから見えました。
昨日の堅いイメージとはぜんぜん違ってすごく清楚できれいな感じ。下げた髪に水色のワンピースを着て、白い小さなポシェットを手にしています。
(うわー、きれい...)
あまり化粧もしてないみたいだし、素顔のとってもきれいな感じ。
やっぱり、あの時は仕事の顔だったんですね。
奈保ちゃんやひろこちゃんのこともふっと頭をよぎりましたが、ぼくは吸い込まれるように駆けだしていました。
あゆみさんも、ぼくのことがわかったみたい。こちらを向いて軽く会釈をしました。
「あ、すみません、待ちましたか」とぼく。
「あ、いえ、私も今来たところです。それよりごめんなさい、お休みのところお呼びして」
「いいんですよ、ぼくだったら、いつもひまなんで」
「えー、そうですかぁ。トラックの運転手さんてハードなお仕事だって...」
あゆみさんは、まるで何回も会っているような親しみやすい感じ。ぼくもリラックスしてきました。
「じゃぁ、少しお時間をいただいて...ここの13階なんですけど、眺めのいい喫茶店があるんです。そこでお昼にしませんか。昨日のお詫びもしたいし。」
「もう、その、お詫びっていうのいいですよ、気にしないで...」
「はい、すみません。でも、ほんとそこのお店おいしいんですよ。元々はパン屋さんなんですけど、焼きたてパンがすごくおいしいし、フレッシュな手作りサンドイッチとかサラダもあるんです。いろんなヘルシーなドリンクもあるから私結構来てます」
「そうなんだぁ、なんだかすごくおなかがすいてきた」
あゆみさんは、クスッと笑って店までの案内を始めました。


名古屋駅のコンコース東側から展望エレベーターで上がった13階フロアは、昼どきと重なってけっこう混んでいます。
「こっちです」
あゆみさんは、迷うことなく慣れた順路でぼくを導きます。
ぼくは名古屋市に住んでいながら初めての場所。
(へー、こんななんだぁ...それにしても、カップルが多いなぁ)
「ほら、あそこの角」
案内された店頭には、ショーケースに入ったたくさんのパン。ベーグルやサンドイッチが並んでいます。
そして中は、喫茶店になっていて、自由な雰囲気で軽食が楽しめるって感じ。
一見すると、学生やOLが多いみたいだけれど、ビジネスランチ風の会社員たちもパンにかぶりついています。
(ここなら、気楽だな...)
ぼくたちは、見晴らしのいい窓際の席へ。
「うわー、気持ちいいね、ここ。外も見えるし」ぼくは思わずハイテンション。
「そうでしょう、私のお気に入りなんです」あゆみさんもうれしそう。


ぼくたちは、サンドイッチとドリンクを注文して一段落。少しの沈黙のあと、
「あのー、改めまして、ぼく鈴木裕也っていいます。」
「あはっ、わかってますよぉ、昨日しっかり免許証チェックしたから」
「あのぉ...『あゆみ』っていうんですね...」
「えっ?」
「だって、昨日、あのバスの中で話ししてたじゃないですか、他のおまわりさんと。その時『あゆみちゃん』って言われてから」
「あー、それでぇ。よく覚えてましたね」
「うん、まぁね。じゃぁ、『あゆみさん』って呼んでいいかなぁ」
「はい、鈴木さん」
二人は、顔を見合わせて笑ってしまいました。


注文のサンドイッチはすぐに届きました。
「ヘぇー、けっこう大きいね」
「でしょー。これだと私には少し多すぎるくらい。こっちも少し食べてもらえますか」
って、あゆみさんは、半分に分けてぼくの皿に。
「ど、どうも」
「男の人にはどうかなぁ、足りそうですか」
「だいじょうぶ、けっこうありそうだよ」
おなかの空いていたぼくはかぶりつきました。


あゆみさんは、ぼくがパクパク食べるのを楽しそうに見ながら、ドリンクを少しづつ。
「あのー、鈴木さん...ちょっと聞いてもいいですか...」
「え、なに?」
「あの、昨日のね、バスの中で、そのー、鈴木さんの...」
ぼくはピンときました。
「どこかお体でも悪いのかなって。あ、ごめんなさい。言いたくなければいいんです。ごめんなさい」
ぼくは、なんて言おうかと思いましたが、もうばれてるんだし、正直に普段のぼくのことを話すことにしました。
「うん、そうじゃないんだけど...ぼくね、そういうのが好きなんで...」
話しながら、ぼくはあゆみさんの反応を確かめました。引いちゃったらそれも仕方ないかなって思いながら。
「ふーん、そうなんだぁ。でもかわいかったですよ、お・む・つ。 ちょっとびっくりしたけど」と、にこっとしたあゆみさん。
ぼくは「おむつ」って言われて、急に恥ずかしくなりました。
でも、意外な反応にも驚きました。だって、普通は嫌悪感を示すもんでしょう。大人になってもおむつなんて。
「えー、いやじゃないんですか?」
「だって、なんだか赤ちゃんみたいな感じで...ね...鈴木さんの雰囲気に...合ってるっていうかぁ...」
「...」ぼくは更に恥ずかしくなって、下を向いてしまいました。
「ご、ごめんなさい...その、なんていうか、私も、そういうの慣れてるから...」
「えっ?」ぼくは恥ずかしいのも忘れてあゆみさんの顔を見てしまいました。
「慣れてる...んですか?」
あゆみさんは、ちょっと考えていたようでしたが、
「ええ...実は、あのぅ...私の妹も...」
「妹さんも?」
「...ええ、甘えんぼうさんでね...おむつなんです...」
「まだ小さいんですか」
「いえ、あの、私とは3つ違いで...」
「えーー」
ぼくは驚きました。
あゆみさんと3つしか違わないってことは、どう考えたって赤ちゃんじゃないですよね。たぶん、もう立派な大人の女性のはず。
「どこかお体でも悪いんですか?」
(どこかで聞いたような...そう、さっき、ぼくのことであゆみさんに言われたのと同じ)
「ですよね、普通はそう思いますよね」
「...」ぼくが言葉に詰まっていると、
「でも、特にどこも悪くないんですよ。よく遊びに出かけてるし...」
「ふーん」
「あの子もね、なんだか好きみたいなんです。そういうのが。」
「へー、ぼくとおんなじですね」と笑いながら言うと、
「...家にいるときは、ほとんどおむつしてて、赤ちゃんみたいな格好してるんです」
「...」
「それに、母が甘やかすもんだから、本人はぜんぜん悪びれることもなくって...おむつ交換までしてもらってるんです」
「えー、お母さんに?おむつ交換?」
「そう、もうほんと甘えんぼさん」
あゆみさんは妹さんのこと話しながらもなんだか楽しそう。
ぼくは更に妹さんのことが気になっていろいろ聞こうとしたその時、あゆみさんは席を立ちました。
(えっ? もう帰る?ぼく何か悪いこと言ったかな...)
「いいですか、ここ」
(えっ...)
そして、意外にもぼくの隣に座り直したんです。
少し驚いているぼくに微笑みながら、
「この席って、意外と見えないんですよ、横の柱で」
「...?」
「ねっ」
ぼくは周りを横目で見ながら、
(確かにね。でも、何?)
「ねっ...だから...鈴木さんの、今日はどんなのかな...」
「どんなのって...」ぼくはまだ空気が読めていません。
「そんなぁ、隠したって...わかるから...そのお・し・り」
「えーー?」
「ね、してきてるんでしょ...かわいいの...」
「...」
「ねっ、おむつなんでしょう、すぐわかりました駅で会ったとき」
(げーっ)
「だって、まん丸だし、歩き方もちょっとね」
(あらー)
「だから...今日はどんなおむつかな。ちょっと見せてもらえたらうれしいです。」
「ここでー?」
「ちょっとだけなら大丈夫。この角度だと誰にも見えないし」
「えー、恥ずかしいしぃ...」
ぼくは、そんな展開になるなんて思ってもみなかったんで戸惑いました。
だってねぇ。


~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第26話)』に続く

ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第24話)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第24話.婦警さんの動揺」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


深夜の市街地を走っていると、たまにやってるでしょ、飲酒運転の交通検問。
たいていの場合、赤色灯がピカピカしてるのでかなり遠くからわかるんだけど、緩いカーブの先でやられたら避けられないですね。
だって、こんな大型車だととっさにわき道に入るなんて技も使えず、そのまま網にかかっちゃうんです。
別にやましいわけでもないんですけど...。


この日はまさにそのパターン。
「うっとうしいなぁ...」って思いながらも規制パイロンの前で停車。
このとき、ぼくは飲んでなかったんで、何とも思わなかったんですけど、まさか、その後の珍事になるとは...。


赤々と点滅する警棒を振りながら近づいてきたのは婦警さん。それも結構若い人みたい。
「すみません、運転手さん、今月は交通安全運動を展開していますのでー」
「お忙しいところ申し訳ありませんが、アルコールチェックにご協力お願いします」と、マイクのようなものを見せて、
「ここに息を吹きかけてください」
事務的に言われるままにぼくは息をはきました。
「...、あらー運転手さん、ちょっと反応してるみたいだけど...」
「えっ?」
「すみません、もう一回やってみましょう。ここに息を吹きかけてください」
ぼくは言われるままにまた息をはきました
「やっぱりー」と婦警さんの確信に満ちた顔。
「ちょっと、降りてもらえませんか」
「えーー?ぼく飲んでないですよー」
「いいから、降りて!」


ぼくは何かの間違いだと思いながら、仕方なく降りようとしました。その時、
(うっ ヤベッ、丸出しじゃん...)
ぼくはうろたえました。
だって、ぼくの格好といえば、上半身は作業着だけど下はね。
下は、おむつカバー丸出しだったんです。いつもほとんどこの格好で運転してるから。


婦警さんは、ぼくの動揺を察したのか、更に追い討ちをかけます。
「降りていただきたいんですっ!」
ぼくはあせって、ジャージのズボンを探しました。
(とにかく、隠さなきゃ...)
でも、こんなときに限って、助手席に置いてあったはずのジャージが...ない。
(ヤバー)


ぼくがもたもたしてるもんだから、婦警さんの声がどんどん荒くなります。
そのうち、異変に気づいた他の警官も寄って来て、
「おいこら!、運転手さんよー、降りれんのっ!」
引きづり出されそうな勢いで大柄な警官が運転席のステップに乗ってきました。
そして間一髪、助手席の横に落ちていたジャージを見つけて、なんとかはきました。
(あー...、やばかったぁ)
そして、のろのろと運転席から降ります。


「あのね運転手さん。なんか降りらんない理由でもあったの?」と、とってもいーやな雰囲気。
明らかに疑われています。


「じゃあ運転手さん、検査すっからこのセンターラインに沿って、少し歩いてもらえる?」
飲酒検問の常で、アルコール検知器に何らかの反応が現われるとやらされる動作チェックです。
本当ならば、ぼくは飲んでなかったので反応するはずないんですけど、誤動作だったのかもしれません。


「そうそう、この線の上ね、はよ歩いて」
でも、これがまた、緊張のせいかまっすぐに歩けない。
だって、3時間以上も同じ姿勢で運転してきていきなり降ろされたら、足もふらつくでしょ。
しかも、悪いことに、このときは布おむつを15枚もあてていたので、お尻はもこもこ。
股がしっかり閉じられなくって、赤ちゃんみたいに、少し足を半開きの状態でよちよち歩くもんだから、明らかに不審ですよね。
「運転手さん、飲んでませんでした?」婦警さんがぼくの顔を覗き込みます。
「飲んでるな、こりゃぁー。まっすぐ歩けてないじゃないかっ」大柄な警官が決め付けます。
「そ、そんなっ、ぼく、飲んでませんよ」もう必死です。
「だってね、歩き方が変ですよ。うまく歩けないみたい」と婦警さん。
「そうそう、怪しいよ、あんた飲んでるね、絶対」横の警官も追い討ちをかけます。
「じょ、じょーだんじゃないっすよ。ぼくは飲んでないんだってばー」ぼくは半泣き状態。
「とりあえず、こっちのバスに乗ってくれる?」
と、横に停めてあったマイクロバスに半ば強制的に押し込まれてしまいました。


バスの車内は、中間の部分の座席が取り払われて広いスペースになっています。
そこには、机とか計測器とかが置いてあって、精密検査ができるようになっているようです。
助手席には年配の警官が1人。にやにやしながら、また鴨が来たって感じで視線を向けています。
(ひまそうだなぁー...、こりゃ、なかなか帰してもらえないかも...)
「部長っ!飲酒運転の疑いがある運転手を確保しましたっ!」
大柄な警官が手短に報告しています。
(おいおい...そりゃないでしょ...)
「よし、しっかり検査しろ!」と助手席の警官。
(そっかー、どうも偉そうだと思ったら巡査部長さんかぁ...)
「じゃ、もう一度、ここに息を吹きかけてください」と婦警さんは、また事務的な口調に戻っています。
渡されたのは、さっきと違ってやや大柄なセンサー。精密にアルコール量を計測する装置のようです。
ぼくは言われるままに息を吹きかけると、婦警さんは手馴れた手つきで検査装置を操作しました。
「...」
(...検出しない...)
「うん? 反応しないのか?」と、大柄な警官が装置の横を軽くたたきながら、
「こわれたかな...」
「...」
(...)
「ねえ、あゆみちゃん、さっきあっちの簡易検知器で反応したんだよね?」
と、少し動揺している婦警さんにその大柄な警官が念を押しました。
(そっかぁー、この婦警さん「あゆみさん」っていうんだ...)
「はいっ巡査長! さっき私がやった時には確かに...、と思ったんですけどー...」
(だからさー)
今度は、ぼくの方に目をやって、顔色を確認しているようです。
(だからー...飲んでないって言ってるじゃない...)


しばらくの沈黙のあと、
「ちょっと、この機械調子悪いみたい。もう一度歩いてもらおうか」
「あゆみちゃん、もう一度この運転手さんをテストしてやって」警官はまだ納得していない様子で、婦警さんに指示しました。
ぼくがマイクロバスから降りると、
「すみません、もう一回、このセンターラインに沿って、歩いてもらえますかぁ?」
婦警さんに言われるままに、ぼくはさっきより慎重に歩きました。でも、
「...」
「あのー、やっぱりおかしいと思うんですぅ、歩き方が」
「赤ちゃんみたいによちよちしてません?」と婦警さん。
「赤ちゃん..,みたい...」、婦警さんはそういいながら、視線がぼくの腰とお尻に止まりました。
薄出のジャージだったんで、その異様な膨らみが目立ったんでしょう。
ぼくの顔とお尻を交互に見ながら、何か自分の考えていることを自分で否定しているようにも見えます。
(やっぱ、ばれたかな...)
「あのー...もしかしてぇ...からだにご不自由なところがありますかぁ?」と婦警さん。
(もういいや...正直に言わないと帰してもらえない...)
「...え、あの、ぼく、実はおむつ当ててるんです」
(あーあ、言っちゃった)
「えっ?」と婦警さん。
「おむつなんです、ぼく」
「...」婦警さんは困惑したような様子で言葉が出ません。
「お・む・つ?」、「おむつって、あの、赤ちゃんの?」
「はい、ぼくおむつなんです。おむつ当ててるんです」
「...」
「だから、どうしても、赤ちゃんみたいによちよち歩きになっちゃうんです」
「そ、そうですか...」婦警さんはちょっと考えていましたが、
「確かめさせていただいてもいいですか?」
「じゃあ、もう一回バスのほうへお願いします」
(あーあ、どうなるんだろ)
ぼくは半分やけになって、またマイクロバスに乗り込みました。


「こっちへいらしてください」
後部座席のほうへ通されました。
そこは、マイクロバスの後ろの席の3列分くらいのスペース。カーテンがついています。犯人輸送時に報道陣のカメラから目隠しするためでしょう。
婦警さんは、さっとそのカーテンを閉めて、ゆっくり深呼吸してから、
「確かめさせていただきますので、ジャージを降ろしてください。」
「えー、ここでー?」ぼくは抵抗します。
「カーテン閉まってるから大丈夫です、誰にも見えませんから」
ぼくがもたもたしてるもんだから、婦警さんは少しイライラしながら、
「早くお願いしますっ!」
ぼくはしぶしぶジャージを膝まで降ろしました。
「...」
婦警さんの視線は、ぼくの黄色いおむつカバーに釘付けになりました。
そりゃそうでしょう。赤ちゃんのおむつカバーをそのまま大きくしたような形で、ひよこちゃんの柄までついているんだから。
「...し、失礼しました。」
そして、ぼくの顔を見上げ申し訳なさそうに
「すみません疑って...歩き方がへんだったから...てっきり飲酒かと思ってました」
「い、いいんですよ」
「すみません、ほんとうに、こんな恥ずかしいことまでさせちゃって」と、婦警さんは顔を上げられません。
「もういい...ですかぁ。終わりにしてもらっても...」とぼく。
「はい、いいです。ここでちょっと待っててくださいね」と婦警さんは言ってカーテンの外へ。前に座っていた他の警官に報告している声が聞こえました。
そして、すぐに戻って来て、
「はい、検査を終わります。お帰りいただいて結構です」
(...おいおい、こんなに疑っておいて...)
ぼくは、ふーっと溜息をついてからジャージを上げ、カーテンをめくって車両前部へ。
他の警官が一斉にぼくのお尻を見てニヤニヤするをの無視しながら、マイクロバスを降りました。
(もー。いいかげんにしてよー)
ぼくは歩いてトラックのほうへ。運転台のステップに足をかけたとき、さっきの婦警さんがまた近づいてきました。
「あのぅー...」と申し訳なさそう。
「まだ何か?」とぼく。
「あのぅ、さっきはすみませんでした...それでぇー...」
「なに?」
「これを...」と言って婦警さんはぼくの手に何か突っ込みました。
渡されたのは小さな白いメモ用紙。
ぼくがちらりと中を見ると、婦警さんは小さな声で、
「おわびがしたくってぇ...もしよかったら、明日その番号に電話いただけませんか」
「えっ?」
「私のケータイの番号です。明日は非番なので、また...ねっ」と言って、にこっとしたかと思うとすぐに仕事の顔に戻って、マイクロバスのほうへ走っていってしまいました。


(ま、いーかぁ...)
ぼくは、運転席に上り、トラックをスタート。
マイクロバスの中から婦警さんの視線を感じたような気もしましたが、やたらとたくさん赤色灯が点滅しているこの空間から抜け出したくて、早々にその場を後にしました。
(...でも...この紙...)
ぼくは、婦警さんからもらったそのメモをちらりと見て、
(どうしようかなぁ...)
ぼくは、前方の路上駐車車両をよけて追い越し斜線に出ながら、
(『あゆみちゃん』って言ってたな。けっこうかわいかったし...)
でも、警察関係者っていうのが庶民にはちょっと敷居が高い感じ、
(まっ、いーかぁ。明日考えるかぁ...)
ぼくは、国道のバイパスに乗りました。


~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第25話)』に続く



「ぼくはトラック運転手さんでちゅ」へのコメント

『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(番外編:これまでのストーリーを振り返って)』
をアップしてから、みなさんからコメントや、拍手の一言、メール等で、いろいろな意見をいただきました。
ありがとうございます。


正直、こんなにすぐに反応があるとは思いませんでした。
評価については、肯定的なもの、否定的なものもあり、どちらにしても貴重な時間をさいて書き込んでもらってるんだと思うとうれしいです。


以下は、これまでいただいたものです。
件数は現時点で21件です。どれが何件とは書けるほどの数ではありませんが、意見はまんべんなくばらばら。人それぞれの意見や楽しみ方があって集約することはできそうにありません。
まあ、いろいろな意見があるからこそネット世界はおもしろいのかもしれませんね。

・なほちゃんとのストーリー
・ひろこちゃんとのストーリー
・熟女との絡み
・新しい出会い

その他、ハードなSM的なもの、もっと激しくいじめて!等々もありました。
さらに、「おもしろくないぞ!」っていう厳しいご指導も。


これから書くストーリーの参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

コメント書き込み制限を修正しました

みなさんのコメントをお待ちしています。

これまで、書き込み制限設定の手違いで皆さんにお迷惑をおかけしました。
修正しておきましたので、これからもよろしくおねがいします。

ぼくはトラック運転手さんでちゅ(番外編その2: これまでのストーリーを振り返って)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』

 番外編(その2): これまでのストーリーを振り返って
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

番外編(その1)に続き、 第16話以降のストーリーの要約をつけてみました。


◆第16話.宿舎のおばちゃんにも...

第15話までは、ぼくの仕事やトラックの紹介やら、田舎のおばあちゃんとの思い出、そして、ぼくの理想の彼女「なほちゃん」のストーリーを続けてきましたが、ここからはちょっと内容が変わります。

宿舎のおばちゃんの登場です。
荷物を届けた工事現場近くの宿舎に入ったぼく。そして、いつもの愛想のよい管理人のあばちゃんとの再会。
実は、受付で、廊下で、食堂で、そのおばちゃんの視線はぼくの大きなかばんと腰の膨らみを確実に捕らえていました。
そして、ぼくのおむつのことがばれてしまいます。

登場人物:ゆうや、宿舎のおばちゃん
おむつ交換:なし


◆第17話.告白、そしておむつ替えのはずが...

初めのうちは、おねしょが治らないんでって言い訳してても、おばちゃんの鋭い突っ込みに負けてしまいます。

「でもー、ね、おねしょだったら、夜寝るときだけでしょ、おむつ」
(うっ...)
「...」
「ね。だけど、今も...でしょ...おむつ」
「今もしてるんだよね、おむつ」
結局、おむつするのが好きなことまでばれてしまいます。
そして、なんと、おばちゃんにもおむつ交換してもらうっていう展開に。

登場人物:ゆうや、宿舎のおばちゃん
おむつ交換:1回


◆第18話.お風呂...

宿舎での風呂場での出来事です。

「そんなぁ、遠慮せんでいいのよぉ。」といいながら、おばちゃんはぼくが立っている前に膝をつき、おむつカバーのホックを外し始めました...という書き出しで始まるストーリー。
おばちゃんに背中を流してもらってるうちに、徐々にその手が下に伸びて...。
「...おばちゃんがしてあげるから」
もうこうなるといっちゃいますね。

登場人物:ゆうや、宿舎のおばちゃん、田中さん(工事現場の監督さん)
おむつ交換:なし、(ただし、素手で...)


◆第19話.ぼくのおむつが...

翌朝。
おばちゃんに起こされたぼくは、自分のあてているおむつが、昨晩にあてたものと違うことに気がついておろおろ。
(...もしかしたら...おばちゃんが...夜中に)
そんな心配をしながら、
食堂でおばちゃんの作った朝食をとりながら、中庭に自分のおむつが干してあるのを見て間が点に...。

登場人物:ゆうや、宿舎のおばちゃん
おむつ交換:なし


◆第20話.ひろこちゃんとドライブ

ひろこちゃんの登場です。

宿舎のおばちゃんの一人娘のひろこちゃん。
いつもは軽く挨拶する程度ですが、この日は妙に積極的に近づいてきます。
で、ぼくのトラックでドライブに出かけることに。

実は、その日の朝におばちゃんに洗濯してもらったぼくのおむつが、現場事務所の受付に届いていたんですね。その紙袋を預かったのがひろこちゃん。
(中、見てないよなぁ...)
(まさか、ばれてないよなぁ...)
ぼくは、ひろこちゃんがその恥ずかしい中身を見てないことを祈りながら...。

登場人物:ゆうや、田中さん、ひろこちゃん(工事現場受付の女の子)
おむつ交換:なし


◆第21話.ひろこちゃんの手で...

紙袋の中身、やっぱり見られてました。

「あの...ね。さっき渡した...紙袋の中ね...」ひろこちゃんは遠慮がちに。
「私、見るつもりじゃなかったんだけど...置いた時に袋が倒れちゃって...中身が出ちゃったの」
もうこうなると、言い訳しても通らないでんですね。
そして、ぼくのおむつのこと、全て話して...。
とストーリーは続きます。

普通の女の子なら引いてしまうところを、なんと、ぼくのおむつを替えてくれるってことに。

登場人物:ゆうや、ひろこちゃん
おむつ交換:なし


◆第22話.ベビーパウダーのにおい

ぼくのおむつを交換してくれるひろこちゃん。
とってもうれしそう。

でも、なんだかおむつ交換の手つきも慣れてるし、おむつのやさしさや感触までわかっているみたい。
「だって、さっき袋に入っていたおむつのたたみ方は、お母さんのたたみ方だもん」
「...?」
「お母さんはね、いつもああやっておむつをたたんでくれるの...だから、すぐわかるんだ...」
って、意味深な言葉...。


登場人物:ゆうや、ひろこちゃん
おむつ交換:1回


◆第23話.ひろこちゃんが言いかけたこと...」

ぼくはひろこちゃんが言いかけたことをが気になっていました。
「...お母さんはね、いつもああやっておむつをたたんでくれるの」
って誰のためにおむつをたたんでくれるんでしょう。
(...宿舎に赤ちゃんがいたっけ?)

そしてぼくは、19才の女の子が母親におむつをかえてもらっているところを想像します。

登場人物:ゆうや
おむつ交換:1回


◆と、ここまでが、第1話から第23話までのストーリーの要約です。
このストーリーを読んでもらっている皆さんはいかがでしょうか。

ぼくはトラック運転手さんでちゅ(番外編その1: これまでのストーリーを振り返って)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』

 番外編(その1): これまでのストーリーを振り返って
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』も第23話まで進みました。
読み返してみると、脈絡のないところや、妄想が強すぎる場面もあったりと、なかなか稚拙なストーリーでもありますが、読んでいただいている皆さんの励ましでなんとか続いています。
この先はどうなるんでしょう、自分でもわからないですが、気長におつきあいください。

ということで、これまでのストーリーの要約をつけてみました。
目次代わりになるかも。

◆第1話.前略 いつもの朝

ぼくの愛車の紹介から始まる自己紹介編です。
トラックの仕様や、運転席後部のベットの紹介から始まり、車内でおむつをあてて大きな赤ちゃんに変身する場面では、くまさん柄のおむつカバーやバンビちゃん柄の布おむつをあてるシーンが続きます。その後、高速道路のサービスエリアでのおもらしとおむつ交換も、けっこう生々しく書いてます。

登場人物:ゆうや
おむつ交換:1回


◆第2話.田舎のおばあちゃん

新潟県に実際にある古い洋品店を題材に、そこで店番をしているやさいいおばあちゃんをイメージして淡いタッチで書き出しています。
棚に並んだ商品(布おむつ)を選びながら...勇気を出して、「あのー、ぼくがぁ...あの、僕が使うんで...」と、おばあちゃんにおむつのこと打ち明けて、そして、なんとおむつ交換してもらうっていう理想のストーリー。
おむつカバーのホックをはずして前を開けて...。
おむつ交換の途中でもおもらししちゃう大きな赤ちゃんを、あくまで優しく扱ってくれるおばあちゃん。東北なまりのあるゆったりとした話しかたで、ぼくの遠い記憶を呼びさます懐古の時が流れます。

あくまでやさしく、ほんわかとした雰囲気を表現しようとしましたが、書いているうちにだんだん妄想が強くなって...。やっぱり、どうしてもそっちのほうにいっちゃうんですね。

登場人物:ゆうや、田舎のおばあちゃん
おむつ交換:1回


◆第3話.ヒッチハイクの子

ぼくの理想の彼女、「奈保子ちゃん(なほちゃん)」の登場です。

サービスエリアでヒッチハイクをしていた彼女との突然の出会い、そして、助手席に乗せてあげると早々に車内にあったおむつを見つけられて...
「そんなー、もう隠してもだめだったらぁー」、
「だーって、あれ...、あなたが使うんでしょ」、
「してるんでしょ?」、
「してるんでしょ、おむつ」。
「ね、してるんだよね、お・む・つー」。
と、どんどん攻め込まれていく様子を一気に書いています。

そして、もう終わり...と思ったら、なんとおむつ交換へと一気に進んでしまうストーリー。
彼女の手でやさしくおむつ替えてもらって、
「...ぼくちゃんはおむつなの」、
「おむつの取れない赤ちゃん」
と、やさしいママができた瞬間です。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:1回


◆第4話.夢の中?

夢か現実か。

なほちゃんに甘えるシーンから始まります。
そして、なほちゃんのお尻にもおむつが...。
おもらししちゃったなほちゃんのおむつをぼくが替えてあげながら、だんだんとエスカレートしていきます。そしてエンゲージというところで、夢精とともに目が覚める。
(ということは、さっきのは...夢??)
(だよなー、んなわけないよなぁ、彼女がおむつしてるなんて)
そう、夢だったっていう落ちです。
でもそこからは、ぼくの濡れたおむつをまた替えてもらうことに。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:2回


◆第5話.おむつばれててた...

サービスエリアを出発した2人の会話から始まります。

なんでぼくのトラックを選んだのか、そして、実はぼくのおむつのことは、お尻の膨らみで、見る人が見ればばればれだったっていう話になります。
(これまで何人の人に陰でクスクス笑われていたんだろう...)
女性の観察眼の鋭さって半端じゃないですよね。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第6話.夢、じゃない...?、彼女も?

夜景を眺めながらのドライブの途中で、なほちゃんの様子がなんだかへんに。

気を利かせてパーキングに入っても降りようとしないなほちゃん。
仕方なくぼくは一人でコーヒーを買いに降りましたが、財布を忘れたのに気づいたぼくはすぐに引き返し、そして、トラックに戻って見たものは...。
「きゃっ!」、「み、見ないでぇー」
悲鳴に近い、悲痛な声。突然の事態になすすべもないなほちゃんの恥ずかしい姿。足を大きくM字に広げ、その腰にはなんとおむつカバー。「え、えーっ」と固まるぼく。

そう、なほちゃんは、夢でもなんでもなく、本当におむつをしてたのがばれた瞬間です。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:1回


◆第7話.旅の終わり?

せっかく出会ったなほちゃんともうお別れ...。

再びパーキングから高速の本線へ戻った車内で、この日のなほちゃんとの突然の出会いを思い返しながら...あと少しで目的地。
そう、もうお別れ...っていうブルーなひととです。
でも、天使は見放しませんでした。なほちゃんがぼくの部屋に泊まるって...。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第8話.ぼくの部屋は...

女の子を泊めるの初体験のぼく。普通ならどきどきしながらっていう感じなんでしょうけど...。

ぼくが不安を抱きながらなほちゃんを部屋に案内するシーンです。
なにせ、ぼくの部屋は「普通じゃない」し...。

ここでは、その「普通じゃない」様子も細かに紹介しています。
まるで赤ちゃんがいるような部屋。ベビーグッズの数々を嬉々として見つめるなほちゃんの様子、独特のにおいにも感じてもらえるでしょうか。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第9話.赤ちゃんの部屋

シャワーを浴びて、ベットに戻ると...。

そこには、広げたおむつカバーに重ねた布おむつが準備されていました。
天井から下がったメリーゴーランドのオルゴールの音に癒されたぼくは一気に赤ちゃん返り。
ベビーパウダーをパタパタしてもらって、やさしくおむつをあててもらうシーンです。
おむつをあてていくひとつひとつの動作をゆっくりと淡い感じで書いてみました。
おむつこよなく愛する(?)人向けです。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつあて:1回


◆第10話.ママぁー

添い寝してくれたなほちゃんに思いっきり甘えるシーンから始まります。

豊かな胸の谷間で窒息しそうになりながらも、ぼくはそのやわらかい空間で彼女の鼓動を感じています。
なほちゃんは、おっぱいを吸うぼくに母性を発揮しながらも、徐々に感じてくる様子。
そして、なほちゃんのお尻にもおむつが...。
喜々とするぼく。
おっぱいを吸いながら彼女の股間をまさぐり、そしてなほちゃんのおむつカバーの股のホックを外してそっと手を差し入れて...。
股間の秘密の場所をいたずらするうちに、絶頂に達したなほはおむつにおもらし。
そして、恥ずかしいおむつ交換へと続きます。

二人の大きな赤ちゃんごっこをゆったりとした感じで書いてみました。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:1回


◆第11話.風になびくおむつ

翌朝です。

朝寝坊したぼくは、ねぼけながらも昨日までのことが夢でないことに安堵していました。
先に起きたなほちゃんは、既に洗濯を終わらせるところ。
ぼくが眠っている間に、なほちゃんがぼくのおむつを替えてくれたって...。

そして、おむつを干すシーンです。薄い黄色や水色・ピンク色のおむつカバーを1枚づつ広げて...、ベランダは二人分のおむつとおむつカバーでいっぱい。
風になびくおむつを見ながら、二人は幼いころの淡い思い出を懐古していきます。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第12話.赤ちゃんは...

お約束の朝のおむつ交換のシーン。

と進むとおもったら、実はぼくのおむつはまだ濡れてない。
そう、明け方になほちゃんにおむつ替えてもらったから、それからはおもらししてなかったんですね。
でも、そろそろ出そうなタイミング。
それを察したなほちゃんは、ぼくのおむつカバーの中に手を入れて促します。
正直に反応するぼくのお○ん○ん。そしておもらし。

「赤ちゃんは...おむつなの...」

その言葉の持つやさしさに包まれるぼく。
(このまま...)

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:1回


◆第13話.なほちゃんを送って...

豊かな時間も長続きしません。

夕方からの仕事を思い出すぼく。
これで本当のお別れと心配しましたが、なんとすぐ近所に住んでるって...。
ぼくはなほちゃんの家の場所が知りたい下心もあって送っていくことに。

手をつないで歩く二人。
でも、その家に近づくと、ぼくはなほちゃんの両親とか出てきたらどうしようと動揺します。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第14話.なほちゃんの部屋も?..

なほちゃん家まで送ってバイバイ...、と思ったら、
「なほの部屋も見せてあげる」っていう展開に。

緊張しながら家に入り、2階の『なほの部屋』で見たものは。
そこには普通の女の子の部屋にはたぶんないんだろうというモノが...。

そう、なほちゃんの部屋も「赤ちゃんの部屋」だったっていうシーンです。

動物柄の布おむつや、かわいいおむつカバー。壁のハンガーにはロンパースだってかかってる。
小さなテーブルに置いてあるのは哺乳瓶と粉ミルクの缶...。
ぼくは、多少期待してなかったわけではありませんが、なほちゃんの部屋がこれほどストレートに赤ちゃんしてるとは...。

そして、押し入れの箱の中から出てきた、本当の赤ちゃん用のおむつカバー。
「これね、なほが赤ちゃんの時に使っていたおむつカバーだよ」っていうところから昔話になって。
内側がビニール張りのおむつカバーのにおいに意気投合する二人...。

ビニール張りのおむつカバーがお好きな方には、少しは共感してもらえるかも。

登場人物:ゆうや、なほちゃん
おむつ交換:なし


◆第15話.ビニール張りの感触

夕方からの仕事に復帰(?)したぼく。

いつもの見慣れた名古屋港の様子や景観を少し紹介しながら、一人静岡に向かうところです。
浜名湖SAで、ちょっと休憩。
ぼくは、なほちゃんの部屋で感じていたたイメージを膨らませながら、いつしか眠りの中に。

あのビーニル貼りのおむつカバーのにおいを感じて...。
なほちゃんにおむつ交換してもらう夢に浸ります。

登場人物:ゆうや
おむつ交換:2回(夢の中で1回、目覚めて1回)


◆ここまでで、一旦、番外編(その1)は終了。

番外編(その2): これまでのストーリーを振り返ってに続きます。

ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第23話)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第23話.ひろこちゃんが言いかけたこと...」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ぼくは工事現場の事務所を後にしてからアップダウンのある山道を抜け、茶畑が広がる見通しのよい風景の中をのんびり流していました。
(もう昼かぁ...)
時計を見ると、ちょうど12時。
(腹減ったなぁ...どっかで...)
ぼくは「東名高速2キロ」の緑色の看板をやり過ごしながら、頭の中で帰りのルートを検索しました。
(磐田あたりで食べるかぁ...)
相良牧之原ICのETCゲートをくぐって本線に流入。ここからなら20分くらいで遠州豊田PAです。
90km/hでクルーズコントロールをセットして走行車線を流します。さっきの現場で重機を積みましたが、小型なのでこのトラックにとっては空荷みたいなもの。けっこうの登り坂も余裕のトルクでグイグイ走ります。
(さぁて、何を食べるかぁ...)
運転が楽になると、考えることは昼メシのこと。だいたいどこのパーキングにどんなメニューがあるか覚えてるのがぼくの特技。っていうか、ワンパターンなんで自慢することじゃないですけどね。
(「遠州かき揚丼セット!」でいくかぁ...)
これはおなじみ、手作りかき揚げ丼にミニうどんがついたセットなんですが、ここのかき揚げはかなりでかいです。ご飯が見えないくらいで、桜エビ、白ねぎに加えて、豚の角切りやタコとかも入って「これぞ遠州」って感じ。でも、遠州なのにデザートに「みかん」はつきませんけど。
甘辛の濃厚なタレをかけたサクサクのかき揚げを、ほかほかのご飯でいただく幸せが650円、...、なんてコマーシャルみたいなこと考えてるうちに、菊川、掛川、袋井、とあっという間に過ぎて、もう遠州豊田PAが目の前。本線上で6速から5速へ等速シフトで減速しながら誘導路に進入。大型Pの看板に沿って駐車スペースへ付けました。
(さぁて...)
平日といっても、昼時のパーキングはけっこう混んでます。同業者のトラックや営業のライトバンでほぼ満車に近い状態。ぼくはトラックから降り、狭いクルマの間をぬって、ジャージの下のおむつの膨らみも忘れてスナックコーナーへ。お目当ての「遠州かき揚丼セット」を即注文しました。


食事が終わり、満足・満腹の幸せ感いっぱいになったぼくはトラックに戻りました。
時計は1時過ぎになっています。
(ちょっと、ひと休みするかぁ...)
くつを脱いで後部のベットへ。お腹もいっぱいになったし、軽く昼寝といきましょう。
(あーうまかった...)と、かき揚げの香ばしい味を思いつつ横に目をやると、ハンガーにかかったロンパースや隅にたたんおむつの山が視線に入りました。そのとたんに、今朝の出来事が。
(そうだ...ひろこちゃん...)


ぼくはゆったりと目を閉じて、さっきひろこちゃんが別れ際に言いかけたことを思い返しました。
「...お母さんはね、いつもああやっておむつをたたんでくれるの」って。


(...それにしても、宿舎に赤ちゃんがいたっけ?)
(いないよなぁ...)
でも、確かにあのおばちゃんがおむつたたんでるって言ってたし、「いつも」っていうことは、おむつをあてている人が身近にいるっていうこと。
それに、さっきひろこちゃんは下を向いたままなんだか言いにくそうだったし。
「...わたしね... そのぅ...、あ、やっぱり、なんでもないの...」って。

ぼくは、今日のいろいろなことを振り返りながら、ひとつづつなぎ合わせて想像を始めました。
...そう、宿舎のおばちゃんが洗濯して届けてくれたぼくのおむつをひろこちゃんに見られて、
おむつのことがばれて、
「はーい、赤ちゃん、おむつ替えようね」ってことなったんだよなぁ。
でも、やけに手際よかったし、濡れたおむつに触るのもぜんぜん抵抗ないみたいだった。
確かに、前に勤めていたところの子のおむつの世話してたって言ってたけど...。

それに、ぼくのおむつカバーのホックをはずすとき、ひろこちゃん、なんだかすごくうっとりしてた...。
おもらしの匂いだってぜんぜん気にならないみたいだし、ぼくのおむつがぐっしょり濡れてるのを見てうれしそうだったし、
「ほらぁー、こんなに濡れてるぅー」 って。
「ふかふかのおむつはどぅお?」って...、ベビーパウダーのにおいも好きだって...。

そして更に、ぼくは今朝宿舎の中庭で感じた違和感を思い出しました。
おばちゃんに洗濯してもらったぼくの布おむつは全部で20枚、それにおむつカバーは2枚だけのはずです。
だけど、あの中庭の物干しを見せられた時、それよりも多いような気がしたんです。いや、いま思えば絶対に多かったです。
布おむつだけも、ハンガーが4つ、おむつカバーも全部で5枚以上あって...。
ぼくのまぶたの裏には、今朝の光景が鮮明によみがえってきました。
でもあの時は、自分のおむつが堂々と干されているところを突然見せられたんで動揺しちゃったんですね。そして、深く考える間もなくて、遅刻しそうなこともあってあわてて出てきちゃったから,,,。
ってことは、あそこには、ぼくの以外のおむつが最低でも20~30枚以上、おむつカバーも3枚はあったことになります。
(あれは、だれのおむつ?...)

「お母さんはね、いつもああやっておむつをたたんでくれるの...」
(たたんでくれる...)
(だれのために?)
(...ってことは...。)
ぼくは、さっきからそのことがわかっていながら、あえて確信を先延ばしにしていました。
もしかしたらぼくの思い違いかもしれないし、でも絶体そうだよな、だけど、...。
期待をいだきながら、いったん否定して、更に想像を膨らませていきます。
そして...、やっぱり...、ぼくは確信しました。
(ひろこちゃんも...おむつなんだ...)

だから、さっきぼくに言い出しそうになってやめた言葉、
「わたしね...、あ、やっぱり、なんでもないの...」って、
きっと言いたかったんだよね、
「わたしね、ほんとうはおむつ、あててるの」って。


ぼくは、一通りの「証拠」がうまくつながったことに満足していました。
(そっかー、ひろこちゃんもね...)
そして、ひろこちゃんがおむつをあてているところをイメージしはじめました。

そこは、宿舎の管理人室の奥の部屋。
キテイちゃんのマットの上に横になっているのは、色白の透き通るような肌と、豊かな胸の膨らみをもつ19才の女の子。そう、ひろこちゃんです。
でも、視線を胸からおへそのほうに移していくとちょっと普通ではありません。
その腰はおむつカバーで異様に大きく膨らみ、たくさんあてられたおむつのせいで足を大きくM字の形に開いた恥ずかしい格好なんです。
それは19才の女の子っていうよりも、とってもあどけない保育園児のような姿。大きな赤ちゃんっていう感じです。
「さぁ、おむつ替えましょう」
傍らに座っているのは、宿舎のおばちゃん、ひろこちゃんのお母さんだ。
「もー、こんなに大きくなったのにおむつにおもらししちゃうんだからぁ、こまった赤ちゃんね」
「だってぇ...」とひろこちゃんはなきべそをかいてます。
「さ、ホックはずすからいい子でいるのよ」
「うん...」
おばちゃんは、おむつカバーの左右に4つづ並んだホックをひとつづづゆっくりはずしていきます。
ぷち、ポク、パッパ、...。
その音は、静かな宿直室に吸い込まれるように響きます。
ひろこちゃんは、両手で顔をかくしてじっとしています。きっと、すごく恥ずかしい音なんですよね。
「さぁ、開くから...」
おばちゃんは、おむつカバーの前あてをゆっくり開きます。部屋に広がるおしっこのにおい。
「ほらー、たくさん出ちゃってるじゃない。びしょびしょよ」
バンビちゃんのプリントのついた布おむつが薄黄色に染まっっています。
それをそっとめくろうとすると...。
「いやん...」とひろこちゃんは足を閉じようとします。
「ほらほら、なにやってるの。恥ずかしがってないで早く替えないとおむつかぶれになっちゃうわよ」
「...」
「おむつにおもらししちゃう子は赤ちゃんでしょ。赤ちゃんはおむつなの、恥ずかしくないからお母さんに見せて、ね」
「うん」
「そうそう、力を抜いて、足を開いて、...そう、いい子ね」
ひろこちゃんは、おもらしで濡れたあそこを見られてしまう恥ずかしさに絶えています。
「さぁ、見てみようね、ひろこの、ここ」
おばちゃんは、濡れたおむつをそっとめくりました。
「いやん...」
濡れたおむつがひろこちゃんの敏感な部分から離れ、T字に広げられたおむつの上に、足を大きく広げて全てをさらしています。
おばちゃんは両足を持ってお尻を浮かせ、手早く濡れたおむつを引き出し、代わりにきれいに揃えたおむつを敷き込みます。
「さぁ、新しいおむちゅよ。ふかふかで気持ちいいでしょう」
「うん」
濡れタオルでキレイキレイしてもらっている間、ひろこちゃんはうっとりとした感じで天井を見つめています。
「どうぉ、気持ちいいでしょう」
そして、きれいになったその股間にベビーパウダーをぱたぱた。おばちゃんは、ひろこちゃんの股間に布おむつをゆっくり1枚づつあてていきます。
「あん...」
おむつが敏感な部分に触ったのかもしれません、ひろこちゃんの腰が微かにぴくっと震えました。
「どうしたのかなぁ...気持ちいい?」
ひろこちゃんはもう声が出ません。瞳もうつろになっています。
「ほーら、大好きなくまさんのおむちゅでちゅよー」
おばちゃんは、ほんとうの赤ちゃんに話しかけるような優しさで、ゆっくりていねいにおむつを重ねます。
縦のおむつをあてると、次は横に広げたおむつもおへそのところで交差します。
そして、おむつカバーの横羽根を前で合わせてから、前あてで太もものところから股間を包むよう重ねます。
「ほーら、アヒルさんのおむつカバーしようね」
「...」
「ホックをぷちんぷちんするね」
といいながら、おむつカバーの前あての左右に並んだホックをひとつづつとめていきます。
(ぷちん、ぱちん、ぷふぉく、ぷふぉく...)
ひろこちゃんは、そのやさしい音を聞きながら至福の微笑を見せています。
おばちゃんもなんだかうれしそう。
「ほーら、できた。おむつのひろこちゃん!」
ひろこちゃんもにこにこ顔です。

「だけど、ひろこは、ほんとはいくつなのかなぁ」
「みっちゅ」
「えー、みっちゅ?保育園の年少さん?ほんとはもっと大きなお姉ちゃんじゃなかったかなぁ」
ひろこちゃんは、たくさんおもらししちゃって、濡れたおむつを交換してもらってる自分を19才だなんて言えないんでしょう。そればかりか、3才の園児になりきって、甘えの空間に退行しているようです。
「ちがうもん、ひろこはみっちゅなの」
おばちゃんは、そうやって赤ちゃん返りしちゃったひろこちゃんを、いとおしそうに見つめます。
「はいはい、そうね。おむちゅにおもらししちゃうんだもんね。まだお姉ちゃんじゃないわね。」
「うん!」とひろこちゃんは、おしゃぶりしながらとっても幸せそう。
「あらあら、あまえんぼうさんね。」
ふかふかの布おむつに包まれたひろこちゃんは、もう、完全に赤ちゃん返りしています。


(...かわいいなぁ...)
ぼくは、自分の寝言で目が覚めました。
ぼんやりした目で時計を見るともう3時。
(やべっ...)
急に現実に引き戻されたぼくは、あわてて起き上がりカーテンを開けました。
そして、起き上がって運転席に移ろうとした時、お尻に違和感が。
(あっ...)
そう、ぼくはおねしょしていました。
(あーあ...もう...)
(ひろこちゃんのことは言えないよなぁ...)
でも、もうのんびりしている時間はありません。またカーテンを閉め直して今度は自分のおむつ交換です。
(えーと、替えのおむつは...)
ぼくは、隅にかさねたおむつの山から10枚分を抜き取り、紙袋からおむつカバーを出してT字に広げておむつを重ねます。
(急がなくちゃ...)
ひざ立ちの姿勢でおむつカバーのホックを一気にはずして、濡れたおむつを股間から落とし、新しく広げたおむつに腰を降ろします。
縦のおむつを股間から通して前にあて、横に広げたおむつもおへそのところで交差、そして、おむつカバーの横羽根を前で合わせてから、前あてで太もものところから股間を包んでいきます。
(アヒルさんのおむつカバー...)
さっき、夢の中でひろこちゃんがしてたのはこれと同じ。
(そっかー、ぼくのカバーだったんだ...)
ぼくは、ひろこちゃんとおむつカバーを共有したようなうれしい感じで一瞬手が止まりましたが、
(まずいまずい...急がなくっちゃ)
その余韻にひたる時間がありません。
手早くおむつカバーのホックをとめるのももどかしく、カーテンを開けて運転席に移りました。
(さぁて、行かぁ)


スニーカーを履きながら片手で運行計画書を取り出して予定の確認をします。
(あちゃー、5時かよ...、着くかなぁ...)
今日は、この後、5時に一旦名古屋の会社に寄ったあと、6時に明日の分の荷物を積んでおかなければなりません。
ぼくは、ケータイを取り出し会社に一報を入れます。
「す、すみません主任、ちょっと道が混んでて...」
電話の向こうからは、あきれたような運行主任の声、
「あのなぁー、お前のGPSデータさ、昼過ぎからそこのパーキングから動いてないじゃん。」
(げっ...ばれてる...)
「まあいいわ、とりあえず無事で...。あわてんでいいから、安全運転で戻ってこいよ」
「す、すみません...」
そう、この前付けられたデジタコの運行管理機能がしっかり働いて、こちらの動向は無線で筒抜けだったんですね。
(もー、こんなの外せないかなぁ...)
ぶつぶつ言いながら、パーキングを出発しました。


~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第24話)』に続く
プロフィール

甘えん坊のゆうや

Author:甘えん坊のゆうや
ようこそ!
ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
This is Adultbaby diaper (Omutsu) site.

◆◆◆◆◆
掲示板開設しました。
下の『リンク』のところからどうぞ。

◆◆◆◆◆
ご意見、ご要望等は以下のメールへどうぞ。
yuuya062zzz@gmail.com
(メルアドは上記に変更しました)

◆◆◆◆◆
twitter
『yuuya062』

◆◆◆◆◆
禁無断転載(文章・画像全て)

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
訪問総数
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
リンク
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる