ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第76話)

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『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第76話.健康診断(その16);ミラクルハウス!」
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ぼくたちは、当直室を出て廊下の角を曲り奥へと進んで行きます...。

(...?)

赤いLEDの点滅に視線を引かれたぼくは、やや薄暗い先にストレッチャー1台がやっと通れる幅の通用口があるのに気が付きました。光っていたのは、ドアノブのところのセキュリティロックのようです。

(あんまり使ってないみたいだな...、ん?)

徐々に近づくと、通用口の天井から足元の高さまで長いカーテンが下がっていて、そのレールはすぐ隣りの部屋のドアまで延びているのが見えました。

(なんで?...通用口とその部屋の間だけ隠す必要があんの?)

ぼくが横目でチラチラ見ながら歩いているのを見て、なほちゃんは話し始めました。
「...そこはね、『トクショウ』専用の通用口なの。普段はあまり使わないけど」

(『専用』とは、また...)

そして、その横の部屋の前まで来ると、ドアに『特別室』っていう小さな金色のプレートが貼ってあるのが見えました。

(特別?...)

「ぁそれと、ここは『特別室』。院長先生が特に許可した人だけが入れるお部屋よ」

(許可って言ったって...、ここはトクショウなんでしょ。そんな特別な人なんて...)

「あんまり大きな声じゃ言えないけど、ここには、有名な議員のセンセイとか芸能人やスポーツ選手とかがお忍びで短期入園しに来てるの」
(えーっ?...)

ぼくは、その事実を聞かされて一瞬動揺した反面、自分だってそうなんだし、まぁいろんな人が来るわなって思い直しました。

「そんな時は病院の裏門から車で直接入ってもらって、その通用口の外側の車寄せで降りてからスルーでこの部屋のドアまでね。ずっとカーテンで隠れるから誰の目にも触れないで入れるのよ。スクープされたら騒ぎになるでしょう」

(なーるほど、それで...)
ほくはうなずきながら徐々に裏の事情に接する好奇心がわいてきました。

(...にしても、...そんなVIP御用達の...)

なほちゃんのほうもまだ話し足りない様子で、
「やっぱり有名人の中にも赤ちゃんになりたい人は結構いるのよねー、年齢層も広いしぃ、これまでにも、あの美少女系アイドルグループのマミちゃんやノンちゃんも来てたわ」
「えーーっ?」

ぼくは思わず声を出してしまいました。あの活発でしっかり者に見える子たちがトクショウに来てたなんて...、ビジュアルイメージとのギャップが大きすぎ。

(...二人とも、学級委員長や生徒会長って感じなのに...)

「まさかって思うでしょう。私も驚いたわ。でも、あの二人がロンパースにおむつなの、よだれかけしてチョーカワイイんだからー」、なほちゃんは少し興奮ぎみ。

でしょうね、いつもテレビで見慣れたアイドルが間近に来ただけでもレアなことなのに、おむつして赤ちゃんになってるなんて『ハイテンション』にならないわけないでしょう。

「でもね、二人が同時に来ることはなくて、だいたい一定の間隔で交互に入園するのよ。これって『ベビーローテーション』よね...」

「あはっ...(『ベビー』...ね)」

ぼくは思わず吹き出してしまいました。
まさか、なほちゃんからオヤジギャグが出るとは...。

ウケたことに気を良くしたなほちゃん、こうなると、もう話しは止まりません。

「でね、私はまだマミちゃんしか直接担当したことないけど、そのロンパース姿でお部屋をハイハイしたり、おっぱい飲ませてもらって、...おむつにね。アヒルさんのオマルですることもあるけど、おむつ濡らすほうが多いかな。ほんと、かわいい赤ちゃんなの」

(ふーん...)

「それにぃ...、マネージャーさんがこっそり教えてくれたんだけど、普段でも寝る時はおむつなんだって。まだ『おねしょ』してるらしいの。ここに泊まる時だって、深夜や早朝の巡回の時なんかいつもおむつ濡れてるし、股間のところ、本人は気づいてないかもしれないけど『おむつかぶれ』してたりぃ、あれって頻繁におむつしてる証拠よ。確かもう19才だったと思うけど、おむつなの」

(『おむつかぶれ』ね、...さすがプロ!)

しかもなほちゃん自身も愛用者なんだから、その観察眼は間違いないでしょう。
ぼくが大きくうなずいて同意を伝えると更にエスカレート、

「でね、でね、もしかしたら...昼間も...してるかもしれないなって」

(...?)

「だって、あれだけおしっこ近かったら、長い番組やステージなんかもつはずないもの...。おっぱい飲んだりぃ、遊んだりするたびに頻繁におむつ濡らしちゃうの。出るって思ったらそのまま垂れちゃうみたいね。おむつにおもらしするの抵抗ないっていうか、おむつが日常の中で当たり前になってるのよ...」

(確かになあ...)

「それにね、おむつ交換の時なんか、自分から赤ちゃんみたいに大っきく足を開くの。普通は恥ずかしくてぎゅっと閉じる子がほとんどでしょう。ああやって足を開く子は、普段から頻繁におむつ交換してもらってるか、自分で鏡の前とかでおむつ遊びをしてる子だと思うわ。
しかも、おもらししてるとこを見られるのもいいみたいよ。『たくさんちっちでたねー』とか『おむつびしょびしょー』って言うと、おむつカバーの前を開いたまま、わざわざそのおむつにおもらししちゃうこともあるわ」

(へー...)

ぼくも、そう言われればそうかもっていう気になってきました。あのアイドルグループの中だってかわいい子はいくらでもいるのに、何故ぼくは個人のファンクラブに入るほどアノ子に惹かれたのか自分でもうまく説明できなかったんです、が、

(だな...)

やっぱり、あのお尻の膨らみや歩き方のぎこちなさ...、おむつだったんですね。
この話を聞く前までは、女の子の体型って腰のくびれからお尻のラインへのメリハリがきいているので『単にそう見えるだけ』って自分の直感をあえて否定してきました。
でも、今は迷いがなくなってすっきり。

(それにしても...)
あの超ミニスカートの下はおむつだったなんてね。

(やっぱりね...)

ぼくは、自分の部屋に貼ってあるマミちゃんのポスター写真を思い出しながら、目の前の特別室で赤ちゃんしている可愛い姿を想像しました。

「で、この部屋に来る『子』にはそれぞれに専用の赤ちゃんセットが用意されていて、衣類も食器もおもちゃも常に自分のお気に入りに囲まれて過ごせるの」

(へー、徹底してるな)

なほちゃんのほうも一気に話して疲れたのかマミちゃんネタは一段落、案内役にならなくちゃていう感じでしょうか、あえて話題を変えて平静さを取り戻そうとしているようにも見えます。

「だって、この『世界』は微妙でしょ。人それぞれ理想が違うのは育ってきた環境や世代が違うんだから。その証拠に、マミちゃんやノンちゃんは二人とも紙おむつ派よ。やっぱり自分が赤ちゃんの時にしていたものやお母さんからしてもらった通りっていうのが基本よね」

(...あの紙おむつ特有のサラサラ感や、おもらしした後の吸収ゲルのグニュグニュ感がいいのかも...)

「もー、ゆうやちゃん、何ニヤニヤしてるのー」

(おっと...)

「また、マミちゃんの変な姿勢とか考えてたんでしょう、めっ!よ。あはは...」

なほちゃんはまだかなりのハイテンションでした。
そして、今度は特別室のドアをちらっと見て、

「この部屋ね...」

(...?)

一瞬、言おうかどうか迷ったように見えましたが、

「この部屋だけは、中の天井が二階の高さまであって広々してるの、それに他にも色々工夫がしてあって」

「...」
「入ってみる?」
(えっ、いいの?...)

ぼくが目を丸くすると、
「たぶん大丈夫、きょうはVIPの入園予定はないし...、ちょっとだけなら」
そう言ってドアを開けると、
「さぁどうぞ、こっち、こっち」

ぼくは探検ゴッコでもするように、そろりと中へ入りドアを閉めました。

(...!)

そこにはグレーの壁で囲まれた3メートル四方ほどの小さな空間がありました。左右にそれぞれドアがあって、左側は『Staff only』っていう表示、右側はネコちゃんの絵が大きく描かれています。

「ゆうやちゃん、こっちよ、入ろうね」

なほちゃんは、ネコちゃん側のドアをゆっくり開け、ぼくを中へ通しました。

(...)

中は長い廊下になっていました。

(なんかゲームの迷宮みたい、なかなか赤ちゃんの部屋にたどり着けないのかも...)

ぼくは、既に外の廊下から2枚のドアを通ってきたのに『また廊下かよ』って少しうんざりだったんです。

「さあ、次はお待ちかねの『赤ちゃんのお部屋』よ。ここからあの奥のドアまでゆっくり歩こうね」
なほちゃんは廊下の先を指してから、ぼくの手を引いてニッコリと。
(うん...)

そしてぼくはもう片方の手を壁の手すりにかけて滑らせながらヨチヨチ歩き始めました。

(ふーん...ん?)

数メートル歩くと手すりの位置が徐々に高くなってきたような。しかも、握りも少し太くなってきたような気がしました。

「そうそう、じょうずにアンヨできてるわね」

なほちゃんは斜め後ろぼくのほうを頻繁に振り返りながら手を引いてくれます。

「この廊下、なんだかすごく歩きにくいのよね。実際は水平なのに下っていくような変な感じ、感覚が狂うって言うか...」
(?...)

ぼくは、なほちゃんのお尻と手すりしか見てなかったので、その違和感に気がつきませんでした。

それでも、
(高い...)
手すりの高さは明らかに高くなってきました。しかも、握りもかなり太く。
(...)

気のせいか、廊下の横幅も広がって、天井まで高くなって...。

「さ、入るわよ」

ぼくは顔を上げました。

(うわっ、デカ...)

目の前のドアを見上げるぼく。

(えーっ...???)

普通のドアと比べると幅も高さも2倍くらい大きい作り。ドアノブもぼくの顔の高さぐらいに取り付けられています。

(...)

後ろを振り返って見ると、さっき通ってきたドアは廊下の遥か遠くの奥にかすんで見えました。

(なんなんだ?...)

「ねっ、感覚が狂うでしょう。廊下の幅も高さも徐々に大きくなるように作ってあるの。手すりの位置だって徐々に高くなってきたのわかる? で、突き当たりはこのドアよ、2倍のサイズになってるの」

(...)

「だから、向こうから歩いてくると、自分がどんどん小さくなっていくような錯覚に陥るのよ」

(なるほどぉ...、体が縮んで小さくなっていくアプローチかぁ、凝ってる)

なほちゃんは、そのでかいドアのノブに手をかけ、ゆっくり回して押しました。
「さぁ、どうぞ」

ほくは、なほちゃんについて中に入ります。

(うーん、広い!)

中は明るい洋間でした。10メートル四方はあるでしょうか。天井が高いせいでより広い感じがするように作られているんですね。

(でも、これって...)

ぼくは、部屋の中をさっと見渡すと、その違和感を冷静に観察することで、かろうじて精神の破綻を食い止めようとしました。
。じゃないと、めまいでグラッといきそう...。

まず錯覚させられるのは、入り口のドアが2倍だったように、部屋の中の調度品も備品も全て2倍の大きさ。テーブルも椅子も2倍だし、柵のついたベビーベッドも当然2倍サイズです。
凝っているのは小物類まで2倍になっていること。テーブルの上のポットや食器類、哺乳瓶まで、見たことのないようなビッグサイズでした。

(へーー、すごいなぁ)

ぐるーっと見回した奥にはおむつハンガーが3本、見上げる高さで巨大なクリスマスツリーのように立っています。そこに干されたおむつも当然ながら普通の赤ちゃんサイズ(34x70cm)の2倍は間違いなく、まるで長めのバスタオルを輪にしたような大きさでした。

(あはっ...)

でも、その中で笑えるのは、かわいいピンクと黄色のおむつカバー。2枚並んで干されていますが、まるで小さな本物の赤ちゃん用に見えるんです。
実際のサイズは立派な大人用ですが、巨大な布おむつに囲まれたこの異空間では、赤ちゃん用にしか見えないんです。

(なるほどぉ...)

これこそが、この凝ったトリックの狙いなんですね。ぼくはこの全て2倍の空間の中では『身長85センチの赤ちゃん』になったも同然。この身の丈が自然と赤ちゃんの目線となり、行動の制約や考え方まで変ってくるのかもしれません。

「どう?、驚いたでしょう」
「...」
ぼくは素直にうなずきました。

「ねー、私も最初はびっくりしたわ。何もかも大きいから、自分がすごく小さく見えるのね。だって、テーブルの上のスプーンも取れないのよ」

確かに、視覚効果だけじゃなくて、ハシゴでもなければ実際に生活できないわけで。

「でも心配いらないわ。私達スタッフは実はあの奥の隠し扉から隣りのサービスルームに出入りできるし、ミルクや食べ物や替えのおむつとかは隣で準備するからこの部屋の中の備品は使わないの。あのベビーたんすやキッチンコーナーは全部イミテーションだから。
それはそうでしょう。身長が3メートルくらいないと、あのキッチンや流しは使えないでしょうからね。

(飾りにしちゃぁ出来すぎ)

ぼくは、精巧に作られた調度品や凝った細工の部屋の眺めに感心を通り越して呆れぎみ。
(ここまでやる...? よっぽど...だな)

なほちゃんは、ぼくのそんな顔を見て、
「確かにねぇ、ここまでやる?って思うわよね」

図星です。

「でも、これが結構好評みたいよ。特に、横になると一層『良さ』がわかるんだって、ベッドに寝てみる?」
「...(いいの?)」ぼくが目を丸くしてなほちゃんを見返すと、

「いいわよ。今日は誰も来ないって言ったでしょう。どうせこのベッドシーツやタオルケットは、入園してくるVIPの好みに合わせて毎回変えるんだし、専用の赤ちゃんセットには、他にも、テーブルクロスや窓のカーテンなんかも含まれるのよ。部屋の雰囲気はかなり変わるわね」
「...(そこまで???)

ぼくの目は益々大きく丸くなりました。VIP個人毎の赤ちゃんセットって言っても、おむつやベビーウェアくらいだと思っていたので、まさかカーテンまで変えるなんてね。

「だから、いいわよ。ネンネしようね」

なほちゃんは、ぼくの手を引いてベッド脇まで導き、一旦座らせてから横にしてくれました。そして、

「ゆうやちゃん、どう? 少し休憩も兼ねてしばらくそうしていてね。すぐ戻るから」

なほちゃんはにっこりすると、ぼくの頭をなでてから、奥のほうに行きました。

(ふぅー...)大きくため息が出るぼく。

ですよねぇ。裏口の秘密やVIPの意外な面をおしえてもらった上に、『特別室』にまで入れてもらって...。
しかも、この『ミラクルハウス』でしょう。見るも聞くもめくるめく展開に息つく暇がなかったんですから。

(しかし...こんな...)

横になったぼくは周囲をぼんやり眺めました。
何もかも巨大なものに囲まれてどんどん小さくなっていく感じは、立っていた時よりも強くなってきました。高い天井が視野の正面に入るからでしょうか。

(うーん、この感じ...)

まるで血の気が引く時のように、景色が後ろから前に流れて背中から倒れ込む感覚、とでも言ったらいいんでしょうか。自分の体が自分のものでないような、手足まで縮んでいくような...。
これは横になってないと危ないですね。いつグラッと倒れてもおかしくないくらい周囲との距離感や平衡感覚がずれていくのがわかります。

(ずれている...か)

そのズレを変に理屈つけて考えるから目が回る感覚がいつまでも直らないのかもしれません。周りのものが大きいんじゃなくて、自分が小さな赤ちゃんなんだって素直に思えば簡単なんでしょうか。

(かも...)

ぼくは一旦目をつぶってみることにしました。しばらくの間ゆっくり深呼吸して頭を空っぽにしてから目を開けたら違和感が晴れるんじゃないかって...。

(ふーぅー、ふー...)

ゆっくり大きく呼吸すると、これまでの緊張がほぐれていく感じ。

(ふーぅ...)

体じゅうが弛んできました。

(...あっ、おしっ...)

と思ったと同時に、おもらしが始まってしまいました。
(あ、ぁー、...)

一度出始めたら止まりません。足も自然とM字に開きながら、おむつの股間の辺りが生温かく濡れてお尻のほうまでどんどん広がっていきます。
(あーぁぁ...)

ぼくは、おむつをグッショリ濡らして身も心も赤ちゃんのように和んでいきます。

(そう、ぼくは...)

そのまましばらくしてからゆっくり目を開けると、さっきまでの雑念が抜けて頭の中は目覚めの時のような爽やかさです。

(...)

周囲の景色は変わらないのに違和感はもうありません。やっと、慣れてきたんですね。

しかし、自分が小さな赤ちゃんになって何もできないとなると不安にもなるんですね。
普通なら何とも思わないテーブルや椅子やたんす達が巨大なオーラを発して周囲から覆い被ってくるような感じ。妖怪に取り囲まれてるって言えばいいんでしょうか。
しかも、おむつが徐々に冷えてお尻の辺りがべったりした感じに。なんだかママを呼びたくなってきました。

(マ...)

辺りはシーンと静まりかえっています。

「ママー...」

何とも返事がありません。

(...)

ぼくは、本当の赤ちゃん達が目覚めで泣きたくなる気持ちがよくわかりました。
(確かに泣けてくるよなぁ)

「ママー、...ママ」

「ハーイ、今行きまちゅよー」
遠くのほうから声がしました。

(よかったぁ...)

「はい、お待たせー」

なほちゃんは、ハンガーに干したおむつの間からのれんをくぐるように現れました。

「...!」

「もー、『ママぁー』って、甘えた声でぇ...、あらっ、お目々赤いけど泣いてたのかな?」
「...」

その時、ぼくは無意識の内に、なほちゃんのほうに両手を真っ直ぐに伸ばしていました。

「あらあら甘えん坊さん、だっこかな?」

なほちゃんはニコニコしながらベッドに上がってぼくの横に座り、両手を伸ばしてぼくの背中に回してから上体を斜めに起こすと...、ぼくをぎゅっと胸に抱いてくれました。

(ぁ...)

なほちゃんの胸に顔を埋めるぼく。

「どうしたのぉ? そんなに寂しかった?」
「...」

ぼくは、更に顔を押しつけながら、手探りで胸の辺りをまさぐります。

「あらあら、甘えん坊さんね、おっぱいかな?」

なほちゃんは、一旦ぼくの顔を離してからエプロンの前をずらし、スモックの胸のボタンを片手でゆっくり外し始めました...。


~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第77話)』に続く

このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。

ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第75話)

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『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第75話.健康診断(その15);当直室は何の部屋?」
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(あゆみさんのおむつ交換は...どこでするのかなぁ?、できたらいっしょに...)
と、ぼくは次なる期待におむつの中を膨らませました。


「うーん、困ったわねぇ...。なほちゃん、やっぱりあゆみちゃんこのままだと、おむつが垂れて歩きにくそうだし、漏れてきても困るからそこで替えようと思うんだけど」
さやかさんは、すぐ横の部屋に目をやりながらなほちゃんに同意を求めました。
「そうですね、かなり出ちゃってるみたいだし、私、手伝いますから」
「そう、助かるわー。一人だと面倒だし」
「ですよね。私にも家族としての『保育』の責任もあるしね」
なほちゃんがあゆみさんの方をちらっと見て『いいわねっ』っていう感じでアイコンタクトすると、あゆみさんも軽くうなずいたように見えました。

(いよいよ...)
ぼくは、思わぬところであゆみさんのおむつ交換が見れるんだって超ワクワク。早くも自分のおむつの中が窮屈に突っ張り始めています。


二人の保母さんは、それぞれぼくとあゆみさんの手を握って横の部屋へ。
『当直室:関係者以外の入室はご遠慮下さい』っていう小さな看板がついています。

(ふーん...)

廊下のドアから入ったところには大き目の下駄箱があり、スリッパを脱いで上がります。どうやら和室みたい。
「アンヨできるかな、ここに片足をかけて...そうそう、上がろうね」

そして、襖を開けると中はやはり畳の部屋でした。

8畳くらいの部屋が2間、それに細い廊下の先にもまだ部屋があるようです。
「ここなら...」と、なほちゃん。
「そうね、畳だし、『替え』もいつも切らさず揃ってるから結構使えるのよねぇこの部屋...」
二人の保母さんは顔を見合わせてうなずきました。心なしか顔がポッと赤くなったようにも見えましたが...。


「さあてと...」
さやかさんは慣れた様子で押入れを開けると、座布団をかかえて取り出しました。そして、縦に3枚並べて、
「はい、あゆみちゃん、ここにネンネしようね」と言いながら、あゆみさんの両手つかんで座布団に導き、一旦座らせてから上体を受け止めてゆっくりと寝かせました。

一方のなほちゃんは、押入れの横のカーテンを開いてごそごそと何かやってます。
(うわーっ)
そこにはたくさんのおむつが山のように積まれていました。いったい何枚あるんでしょう。
(すごい量だな)
色取り取りの柄モノのおむつがきちんとたたまれて幾重にも重ねてあって...。ダンボール箱だと3~4箱分くらいはありそうなボリュームです。

「えーと...、これかなぁ。さやかさん、これでいいですか?」
なほちゃんは、おむつの山から3色の水玉に染められたおむつをひと抱え取り出すと、さやかさんに見せました。
「ええ、いいわ、かわいいじゃない。ねっ、あゆみちゃん」
さやかさんがおむつを受け取ってあゆみさんの目の前に広げて見せると、あゆみさんも小さくうなずきます。
「それと、これも」なほちゃんは続けてさやかさんに差し出します。
「あー、これもかわいいー。ほらほら、ひよこさんのよ」
さやかさんも、まるで自分のことのように楽しんでます。

なほちゃんが渡したのは、クリーム色のおむつカバー。黄色のひよこさんの柄がなんとも愛らしいデザインで、ぼくも思わずほしくなりました。

(いいなぁ...)

「あとのモノは、ここに」
なほちゃんは、籐のカゴのプレートに、ベビーパウダーと手ぬぐいも用意して準備OK。

(そろそろ...)
おむつ交換の準備も整い、ぼくの期待も膨らんできました。その時、
「ええとぉ...ゆうやちゃんは...」

なほちゃんはちょっと考えてから座布団を更に3枚あゆみさんの横に並べると、
「じゃあ、ここにネンネしようね」
(えっ?)
思わず声を出しそうになりました。ぼくのおむつはまだそんなに濡れてないのに何で横になるのかわからなかったんですね。

(???)

ぼくが戸惑ったのは目を見みればわかったと思いますが、なほちゃんはそれには気づかないふりでぼくを促して座布団に寝かせました。

「はーい、大きな赤ちゃんが二人並んでネンネでちゅねー」
なほちゃんとさやかさんは『これで準備OK』って感じです。


「じゃあ、おむちゅ替えようね」
さやかさんの手があゆみさんのロンパースの股間の方に伸びて、
 ♪ポッ、プチっ...
ホックを外し始めたようです。

(うーん、これって)
そう、仰向けに寝かされたぼくからは、顔のすぐ横にいるなほちゃんの背中が邪魔をしてあゆみさんの腰の辺りが直接見えないんですね。なるほど、この位置関係、うまくできています。
しかも、さやかさんの上体や腕の動きは見えるので何をやっているのかは察しがつくし、あゆみさんの横顔も伺がえるので、おむつや股間は見えなくてもその状況はリアルに伝わりそう。

(でもぉ...)
やっぱり、直接見たいっていうのが本音ですよね。しかも、おむつカバーのホックの音やあゆみさんの吐息が聞こえてきたら...もうたまらないかも。

(...)

ぼくの不満が伝わったのかもしれません。なほちゃんはぼくのほうに振り向き一瞬ニコッとしました。
(見せてくれるのかなぁ)
多少は期待しましたが、次の瞬間、目を大きく開いて少し厳しい目で『そのままいい子でねっ』っていう感じでぼくを制しました。
(...まぁ、いいけどぉ)
こうなると弱いぼくです。

まだ心から赤ちゃんになり切っていないあゆみさんへの配慮なんでしょう。
ぼくは仕方なく音を頼りに妄想を膨らませることにしました。


「さあ、あゆみちゃん、おむつ見せてね」
さやかさんは少し前かがみになって手を伸ばします。
「足を開いてぇ、...そうそう、ホックはずしてもいいかな...」
「そう、いい子。じゃぁ...」
 ♪プチっ、 プツっ、 ポクっ、 プォク...

「あらあら、あゆみちゃん。両手でお顔を隠しちゃって、イナイイナイかな」
「...」

かなり恥ずかしいんですよね。おむつカバーのホックを外す音は隣にいるぼくがドキッとするほど部屋に響きました。

(あぁ...)
なんだかこの音、間近で聞くと自分のおむつカバーのホックが外されるように聞こえるんです。今にも股間に誰かの手が伸びてくるような感じ、ムズムズして...。

「...そうなのぉ、ちょっと恥ずかしいかな。このホックの音は『これからかわいい赤ちゃんのおむつを替えるよー』って言ってるみたいよね。でも、赤ちゃんはみんなおむつだから恥ずかしくないのよ。あゆみちゃんも赤ちゃんでしょ」
「...」
「ねっ、いい子。じゃぁおむつカバー開けるわね」
「...」

「あらーびしょびしょ。いつの間にこんなにおもらししちゃったのかなぁ」

(...)
微かにおしっこのにおいも漂ってきました。あゆみちゃんのおむつは、ぐっしょり濡れて股間の形に固まってるんでしょう。

「...」
「うんうん、そうなの。じゃぁここのおむつ、めくっちゃおうかな、ほーら...」
ぼくは、色白のあゆみさんのアソコを想像しました。
ふっくらとした盛り上がりから形良くくびれる割れ目、そして、そこにあるはずの大人の印しは剃ってしまってツルンツルンの幼児のよう...かな?。

「ほーら、ここ、かわいいわねぇ、ほんとの赤ちゃんみたい。やっぱりこうやってツルツルのほうが清潔にできるし、おむつっ子にはいいのよね」
(やっぱり...)

すると、なほちゃんもまたぼくの方に振り向きました。『ゆうやちゃんも同じようにツルツルよねー』って言いたそうな目で。

「あらあら、そんなに強く顔を隠したら、手の跡が付いちゃうわよ」
「...」

「...ねっ、ほらほら、そんなにイヤイヤしてないで...、お手々を開いて可愛いお顔を見せてね」
「...」
「ねっ、恥ずかしくないからぁ」
「...」

さやかさんは、おむつを開いて股間を露にしたあゆみさんを落ち着かせようと、手を握ってその手を自分の胸に強く押し当てました。

静寂が広がります。

「...」
胸の鼓動が伝わったのでしょうか、あゆみさんはさっきより穏やかな顔になってゆっくりと目を閉じていきます。

「...」
「はーい、いい子でちゅねー。そうやってやさしいお顔を見せてくれるとうれしいわ」
「...」
「そうなのぉ。じゃぁ続けるね。あゆみちゃんのここ、キレイキレイしようね」

さやかさんは更に前かがみになって、両手を伸ばしました。そして、
「ねー、おむつのここできれいにしちゃいまちょうねー」
あゆみちゃんの股間を拭き始めたようです。

「ひっ...」
それまで聞こえなかったあゆみさんの声が急に聞こえました。
「あ、ちょっと我慢してね。あゆみちゃんはいい子でちゅね。ここキレイキレイ」
「あん...、あっ」

さやかさんの手が触れるたびに、あゆみさんの声が吐息混じりに聞こえてきます。

(...)
ぼくは気になって仕方ありません。顔を上げてあゆみさんのほうを見ようとしましたが、不思議と、すぐになほちゃんが気付いて、
「あっ、ゆうやちゃんはいい子でネンネしてるのよ」って優しくたしなめられます。そして、
「じゃぁ、これ、はい...」
ぼくはおしゃぶりを口にねじ込まれました。
(うーん...)

でも見えないとなると、あゆみさんの息使いや声は余計に気になってくるもんですね。
「あん、あっ、ぁ...」
しかも、その声はだんだん大きくなります。さすがに赤ちゃんとして言葉を発してはいけない入園のお約束は守れそうにありません。

「あゆみちゃん、どうかな、ここキレイキレイ」
「あっ、あん、そ、そこは...」
「あら、赤ちゃんはお話できないのよねぇ。でもここのことかな? でも、きれいにしないとおむつかぶれになっちゃうでしょ。だから、もう少し」
「あん...。ああっ、も、もれ...」
「ほーら、きれいきれいでちゅねー。あゆみちゃんはいい子だわ。ほーら、」
「あっ、で、出ちゃ...」
「えっ? 何が」

「あぁー...」
急に静かになったかと思ったら、「しょわー...」という音。
「あっ、あらあら...」と、さやかさんの声。
(もしかして...おもらし)
ぼくも察しました。

「大丈夫よ、おむつで押さえたから、全部しちゃっていいの」
「...」

あゆみさんは、アソコを刺激されて一気に漏らしちゃったんですね。さやかさんはすぐにおむつの前で受けとめたんでしょう。
「出ちゃったのね...。いいのよ、いいの」
「...」
「ねっ、あゆみちゃんは赤ちゃんなんだから...おむつにおもらししていいの」
さやかさんは、あゆみさんの頭をなでながらゆっくり微笑みかけています。


しばらくして、あゆみさんの荒い吐息が収まると、
「さ、もう一回きれいきれい。今度は手ぬぐいで拭きましょう」
「...」

さやかさんは手桶で手ぬぐいをゆすいで絞るとあゆみちゃんの股間のほうに手を伸ばしました。
「あん...」
あゆみさんが思わず声を出します。
「あ、ごめんね、もうすぐ終わるから」
といっても敏感なところだからかなりきますよね。ぼくも、自分の股間を触られてるようで...。

さやかさんはしばらく手を動かしてから、
「さ、おむつ入れ替えようね」と言うと、
なほちゃんがすかさず手を貸して、「持ち上げますねっ」とタイムリーなチームワーク。
「お尻上げてぇ...、あんよ高い高ーい...、はいっと」
さやかさんはあゆみさんのお尻の下から濡れたおむつを抜き取って、新しく用意したおむつをお尻の下に敷きこんでいるようです。
「はーい、お尻降ろしてぇ」
高々と上がっていたあゆみちゃんの両足がそっと降ろされました。

「...」
「どうかなぁ、おむつ、ふかふかでしょう」
あゆみさんはコクリとうなずきました。お尻の下のおむつの感触がよさそうです。
「ね。いいでしょう。お日様が優しく乾かしてくれたおむつなの」
さやかさんも、おゆみさんの満足した顔を見ながらにこにこです。

「さ、あゆみちゃん、これ!」
さやかさんはベビーパウダーを取り出し、缶のふたを開けました。

辺りに漂う甘い香り。
(あー、いいにおい...)
ぼくも大好きなにおいです。なんとも言えないんですね。
「いいにおいでしょう、あゆみちゃん」と、さやかさん。
「...」

「最近は、パウダーの効果がどうとかっていって使わないお母さんが増えてるみたいだけど...」
さやかさんはちょっと遠くでも見るような感じでゆっくりため息をはきました。
「そうですね。皮膚の弱い子はパウダーが固まったところに雑菌が付いてあせものような症状が出るって敬遠されているようですね」
なほちゃんも、しっとりと話しています。

「でも、そんな理屈なんかじゃなくて、このにおい...、私は好きなの。淡い淡い記憶を呼び起こすようなやさしい感じで...」、さやかさんは独り言のように語ります。
「このスポンジパフで股間をパタパタしてもらう時の鼓動だって、においと一緒に体じゅうに共鳴するような感じがするし...」、なほちゃんも回想モードに入り込みました。

「...っ、クション」
「あっ、ごめんね、冷えちゃったかな。おむつしちゃいましょう」
あゆみさんがかわいいくしゃみをしたのをきっかけに二人の保母さんは現実に戻り、手早く作業を再開しました。
縦のおむつを股間から通して前にかぶせ、横のおむつを左右から閉じておむつカバーの横羽も前で合わせます。
「どぅお? きつくないかな?」
「...」
「じゃあ、カバーもね」

さやかさんは両手でおむつカバーの前を股間から大きく回して前にかぶせて、
 ♪ポク、ポツっ、プチっ...

ホックを閉じていきます。

「さぁ、最後はロンパースのここも止めてぇ...」
 ♪ポチっ、プチっ...

「ほーらでーきた。あゆみちゃんおりこうだったわね」
「...」

「お尻キレイキレイしてもらってぇ、気持ちいいでしょう」と、なほちゃんも。
そして、ぼくの方に振り向きました。

「じゃぁ、ゆうやちゃん、お待たせ。おっきしようね」と、ぼくの背中に腕を入れて上体を抱え上半身を起こしてくれました。隣のあゆみさんと目が合います
(...)

あゆみさんは、まだ恍惚として視線が定まらないような感じで横になったまま。よっぽどよかったようです。


「ほんと、かわいいわ...」と、さやかさんはあゆみさんを見つめてしみじみと。
「うん、そうですよね、『でも』...」と、なほちゃん。
(...)
ぼくは、なほちゃんの顔が一瞬複雑な顔をしたのを見逃しませんでした。

『でも...(本当は私のお姉ちゃんなのよね)』って言いたかったのでしょうか。

しかも、あゆみさんが何でここにいるんだろうっていう最初の疑問がまだクリアになっていないことも気になります。

(何か事情がありそうだな...)

「そうねぇ、でもこんなに赤ちゃんみたいにおむつの似合う子もいないし...、いいんじゃないの今は」
さやかさんも、他の入園児とは少し勝手が違うことを承知で、あゆみさんを赤ちゃんのように扱うことを決めたようです。

(だな...)
ぼくもこの場ではあまり深く考えないことにしました。だって、ここで赤ちゃんになっている身なんですからねぇ。

「そう、今は何もかも忘れて赤ちゃんになろうねっ」

なほちゃんは気を取り直して、満面の笑顔をあゆみさんに向けました。
「...」
あゆみさんも、ふっきれたように笑顔を返します。
(よかったぁ...)

あらためてあゆみさんの姿を見ると、腰からお尻にかけておむつでふっくらと膨らんだロンパースや、M字に大きく開いたままの足、そしてその先には白いソックスをはいて...。もう、完全に赤ちゃんスタイルが出来上がっていました。

(かわいいなぁ...)
これが本音。確かに...、本当の赤ちゃんと比べれば、首元にちょこんと下げた白い小さなよだれかけではとても隠しきれないような豊満な胸や、くびれたきれいな腰のラインが本来の大人の女性の美形を主張していますが、だからこそ、そこからお尻にかけての大きな膨らみが異様にアンバランスに見えるんですね。
『大人なのにおむつ?...きれいなお姉さんが赤ちゃんみたいにおむつして』っていうギャップが強烈なオーラを発しています。

しかも、あゆみさんを知っている人ならなおさらのこと。普段は正義の警察官なのに、ここでバブバブしながら足を大きく開いておむつにおもらしする姿は、その凛として颯爽としたイメージからはとても想像がつきませんよね。


「...」
あゆみさんは3人の視線を集めてまた恥ずかしくなったのか、両手で顔を隠して体を横に倒しみんなに背を向けてしまいました。

「あらあら、恥ずかしがっちゃってぇ...。でも、そうやって横向くと、大きなお尻が余計に目立つわよ」
あゆみさんはからだを揺すりながら、イジワルぅーってイヤイヤをします。

「ほらほら、あゆみちゃん大丈夫だってばぁ。ゆうやちゃんだっておむつなんだし。ねっ、こっちを向いて」
さやかさんは、あゆみさんのお尻をぽんぽんたたきながら、向き直るよう促します。
「ほらほら...」
「...」
「ねっ、両手を開いてお顔見せてね...」
あゆみさんがゆっくりと手を開くと、さやかさんはニコニコ顔であゆみさんの頭をなでました。おりこうさんだったわねっていう感じです。

(ふー...)

どうなることかとドキドキしていたぼくも大きなため息。
(一段落だな...)

すると、さやかさんはあゆみさんの上体を抱えてゆっくり起こしながらなほちゃんに何やら視線を送りました。

「そう言えばなほちゃん、ゆうやちゃんのおむつは大丈夫なの?」
(げっ)
一息ついた直後にいきなり振られたぼくは固まりました。

「そうね、この部屋に入る前はまだ大丈夫だったけど...、どうかな?」と言うが早いか、なほちゃんはぼくの股間にさっと手を伸ばしました。

 ♪ポチっ、プチっ...
(うっ)

いきなりロンパースのホックを外されたぼく。そして、前をめくって、
 ♪ポッ、ポっ、プっ...
(えっ?)

おむつカバーのホックも外してしまいました。一瞬の出来事。
ぼくは下を向いて座布団に足を広げて座ったまま、なほちゃんの手で自分のおむつカバーが開かれていく様子をあっけにとられて見ていました。

「すぐにおわりまちゅからね...、ゆうやちゃん、いい子にしててね」

続いて、おむつの前がゆっくりめくられ、前に向けて突き出したお○ん○んが露になりました。

(うっ...)
「あら、かわいい!」さやかさんがにっこりと。あゆみさんも見ています。

「そうなんですよぉ、ゆうやちゃんのは赤ちゃんみたいにちっちゃくて、それにここもツルツルでしょう」
「へー、なほちゃんもう剃ってあげたんだぁ、素早いわね」
「いえ違うんです、私は何もしてなくて」
「えっ、...っていうことは、ゆやちゃん自分で?」

ぼくが下を向いたまま否定しないでいると、
「そっかぁ、ほーんとに赤ちゃんになりたいのねー」
「そうなんですよー、ゆうやちゃんって自分の家のお部屋まで『赤ちゃんの部屋』にしてるんだし」
「えっ? なほちゃん行ったことあるの?」さやかさんがすかさず突っ込みました。
「あっ、ぇ、その...、き、聞いたんです、さっき入園した時」
なほちゃんはあわてます。

「そぅお...? ま、いいけど」
さやかさんは、ぼくのほうもちらっと見てから、
「園児のお世話がしっかりできればいいものねー...。ほらほら、なほちゃん、ゆうやちゃんのそこ冷えちゃうから」
「あ、ぁそうですね」
なほちゃんはさやかさんに促されてぼくの広げたおむつをチェックします。

「どうかなぁ、おむつ、えーと?...、あ、ここ」

なほちゃんはいたずらっぽい目でぼくとおむつを交互に見て、
「ここ、すごいにゅるにゅるしてるー。さっきはちょっとだけだったけど、けっこう垂れてるみたい」
「そう、やっぱりー?」

さやかさんも大袈裟に言うと、ぼくの開いたおむつをのぞき込みます。
「ねっ、ゆうやちゃん、このおむつのにゅるにゅる、どこから出たのかなぁ? ここ?」
「うわっ」
なほちゃんが笑いながらぼくのお○ん○んの先端をチョンと触ったもんだからぼくは思わず声を出しちゃいました。

「あらあら、あゆみちゃんのおむつ交換を横で聞いてて、こんなんなっちゃったのね」
「赤ちゃんなのにぃ?...どれどれ?」
「うわっ」
なんと、さやかさんも笑いながらぼくのお○ん○んの先を触りました。そして、
「あ、ぁっ」
いきなりぎゅっと握られてしまいました。

「もー、いけないお○ん○んね」
「うっ、ぁ」
ぼくは足を開いて座ったまま、後ろに両手をついて上体を支えるのに精一杯。腰がぴくぴくしてきました。

「そうなんですよぉ、このお○ん○ん、赤ちゃんのはずなのにぃ」
なほちゃんも楽しんでいます。そして、
「でも、どうしようかなぁ、この先もまだ案内するところがあるし...。それに、おしっこで濡れたわけじゃから、このまま替えずに行こっか?」と、なほちゃんはにっこり。

(えっ?...それはないでしょ)

ぼくはお○ん○んを握られて、このままいかせてもらえるのかなっていう甘い期待で腰の辺りが浮くような感覚になってきた矢先に...水でもかけられたような感じ。

「そうね、多少にゅるにゅるするかもしれないけど、ゆうやちゃんにはそれもいいかも」と、さやかさんも無責任なことを言います。

(ちょっとぉ)

「あはっ、そうよねー。じゃあ、替えてあーげない」
なほちゃんも完全にもて遊んだだけ。

(...)
行き場のなくなった熱い鼓動ははあっという間に収束して、へなへなになってきました。

(あーあ)

すると、さやかさんはぼくの頭をゆっくりとなでながら、耳元で
「また、こんどね」と、囁きました。
(えっ?)

視線を向けるぼく。でも、さやかさんは何事もなかったようにさっとなほちゃんのほうに向き直って、
「じゃあ、なほちゃん、ゆうやちゃんの案内しっかりしてあげてね。私たちは先に」
「あ、はい、じゃぁ、あゆみちゃんをよろしくお願いします」
「はいはい、しっかり赤ちゃんになれるようにしてあげるわ」とにっこり。そして、
「お遊戯室に行ってるから。案内が終わったら皆んなと遊ぼうねっ、ゆうやちゃん」と言ってあゆみさんを抱き抱えて立たせ、襖を開けました。

(じゃあ...)
ぼくがにっこりとして視線を送ると、あゆみさんも軽くうなずきます。
そして、二人はゆっくり部屋を出て行きました。


廊下側のドアが閉まると、急に静かになります。

「さ、私たちも...。でも、その前にここね」
なほちゃんは、おむつカバーの前を直してからホックを止め直しました。そして、ロンパースの前も合わせて、服全体の形を整えてから、
「よいしょっ」と、一人で掛け声をかけてぼくを抱えて立たせました。

立ち上がって振り向くと、部屋の隅にまた目が行きます。

(あれって...やっぱすごい量だなぁ)
押入れ横のたくさんのおむつの山、どうしてもいろいろと考えちゃうんですね。

(なんでここに?)

ナースステーションやリネン室、それに育児室とか子供たちにすぐ使える場所にあるならわかるんですけど...。でも、ここは『当直室』。スタッフ以外は入らないはずだし...。

(確か、さやかさんは「『替え』もいつも切らさず揃ってるから結構使える」って言ってたし、座布団を出す時も慣れた様子で押入れを開けてたよな...)

ぼくは、もう答えがわかっていましたが、確認するようにさっきの二人の会話から情報を整理していました。

(なほちゃんだって、さっとカーテンを開いて当たり前のようにおむつの山から替えのおむつを出してたっけ...)

...ですよね。しかも、二人の保母さんは顔を見合わせてうなずいた時、心なしか顔がポッと赤くなって...。

やっぱり、そうです。
なほちゃんがおむつっ子なのは知っていましたが、さやかさんも間違いなくおむつなんでしょう。
(二人とも、この部屋でいつもおむつ交換してるんだ)

さやかさんはだぶだぶの園児服のようなスモックを着ていたので腰の膨らみとかの不自然さはわかりませんでしたが、あゆみさんのおむつを替えあげている時の話し方とか、おむつをあててなければ湧き出してこないような思い入れみたいなものを感じました。ベビーパウダーも好きみたい。

(やっぱり、この病院...)

「ほらほら、行きますよぉ」

ぼくは、はっと我に返りました。おむつの山を見て無意識の内に固まってたんですね。
「もー、どこ見てたのかなぁ。ゆうやちゃんの好きな柄のおむつがたくさんあるとかって思ってたんでしょう。他のところにもたくさんあるから、ね、行きましょう」

なほちゃんには、ぼくがかなり単純に写っているようです。
(まぁ、そんなところで...)


なほちゃんは、ぼくの手を引いて当直室を出ました。
きょろきょろと周囲を見渡すぼく。相変わらず人通りはありません。さすがに一般病棟から離れた奥のほうですから、トクショウの関係者しかいないんでしょうね。


ぼくたちは、廊下の奥の角を曲がって更に奥へ進みます。

(へー、まだまだ奥があるんだなぁ...)

このあと、まだまだミステリーツアーは続きそうです。


~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第76話)』に続く

このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。

プロフィール

甘えん坊のゆうや

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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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