ぼくはトラックのメカニックさんでちゅ(第4話)

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『ぼくはトラックのメカニックさんでちゅ』
「第4話.大きな赤ちゃん」
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ぼくは二人の大人の女性のおむつ姿を思い浮かべてしまいました。
(あっ、いかんいかん...)
おむつの中が急に窮屈になってきたので、一旦、妄想を振り払いました。もうすぐ夕食の時間なので、看護婦さんが戻ってくるはずです。おむつチェックされた時にニュルニュルだと恥ずかしいですからね。

□■□■□■□■

しばらくすると、廊下が少し賑やかになりました。ガタガタと何か揺れてぶつかり合う音。そして、誰かの声もしています、隣の部屋でしょうか。

そして、その音が更に近づくと、
「はーい、夕食ですよー」と看護婦さんが入ってきました。続いてワゴンを押したもう一人の看護婦さんも。

「水谷由美ちゃーん、はい、これね」
「あ、ありがとう」
ユミちゃんのお母さんは、夕食のプレートを受け取ると、ベッド脇のテーブルに置きました。

「鈴木裕也さん、夕食なんだけどぉ、ここ置きましょうか?」
「あ、ええ...」
看護婦さんは脇のテーブルに一旦置くと、

「一人で食べらるかな?」
「あ、大丈夫ですよ、手を怪我したわけじゃないし」
「それじゃあ、テーブル出しますね」
「えっ、あ、はい」

看護婦さんは、ベッドの下から長めの板のようなテーブルを取り出し、ベッドの左右の柵に渡しました。起き上がって座ると、ちょうどお腹の前にくる位置。
「ここに置きましょうね。点滴のチューブに気をつけて...、食べにくかったら遠慮なく呼んでね」
「あ、ども」
「じゃあ、また後で来ますから...」

看護婦さんは、にっこりと微笑むとぼくの目を見て何か言いたそうでしたが、次の部屋の配膳もあるのでしょう、さっと向きを変えるとワゴンを押してもう一人の看護婦さんと出て行きました。

(さあて、食べるか...)
ぼくはなんだか急にお腹がすいてきて、すぐに食べ始めました。まずはお茶から...。

「...ママぁ..」
横からユミちゃんの小さな声。

「あら、ユミちゃん起きたのね」
「...」
「ほら、ごはんが来たの、もう食べる?」
「...」
「ん?...どうしたのかな?、あ...」
お母さんは何か思ったのか、ユミちゃんの布団を少しめくり、手探りで何かやっています。
「...」
ユミちゃんも黙ったまま。
「あらあら...、ユミちゃん、濡れてるわ。先に替えちゃおうね」
お母さんは優しく言うと布団を半分めくりました。
「やだぁ!、濡れてないもん」
ユミちゃんは抵抗します。
「そんなこと言わないの。もうびしょびしょなんだから、替えないと」
「やだやだ!」

ユミちゃんだってプライドがあるんですよね。もう自分はお姉ちゃんなんだからって、わかるわかる...。

「困ったわねぇ...、あ、そうそう...、あのお兄ちゃんだっておむつなんだから」
(うっ...)

ぼくは、お茶を吹き出しそうになりました。まさか、こっちに飛び火してくるとは...。

「だってぇ...」
「だってぇじゃないの。ねっ、あんなに大きいのにおむつしてるでしょう。ユミちゃんがおむつでも恥ずかしくないの。それに、お薬飲んでるからおしっこが近いのはしょうがないのよ。だから、ね、おむつ替えようね」
「うん...」
「はぁい、いい子ね、じゃあ足を緩めて...、そうそう」

ユミちゃんのおむつ交換が始まりました。ぼくは見ないようにしながら食べ始めましたが、

♪パチッ、ポクッ、ポツッ、...

おむつカバーのホックの外れる音、すごく気になります。

「あらあら、こんなにしちゃって...、でもいいのよ、ユミちゃんは病気なんだし、普段はもうおむつしなくてもいいんだもんね...」
「ユミ、こっち」
「あ、そうね。ネンネじゃないから、こっちのパンツにね。えらいえらい。あのお兄ちゃんは、いつもおむつなんだって。ユミちゃんのほうがお姉ちゃんよねぇ」

(...)
ぼくは返す言葉がありませんでした。
確かにユミちゃんよりも赤ちゃんに近いのかも。

「はい、きれいになったわ。じゃあ、これを...、そうそう、上手にはけたわね。ユミちゃんの好きなイチゴのパンツね」
「うん!」
「はぁい、じゃあ、食べる準備するから...、ちょっと待ってね、手を洗ってくる...」
お母さんは、ユミちゃんの濡れたおむつを片付けると、さっと部屋を出て行きました。


病室は急に静かに...。


ぼくは食べながら、なんとなく横からの視線を感じて振り向きました。
ユミちゃんがぼくのほうを見てニコニコ。そして、

「ねえ、お兄ちゃん、なんでおむつなの?」
「...」
ストレートな質問に、ごはんが喉につかえそうになりました。

「ねえ、何で?、ユミはおむつじゃないよ、ほら」
(うっ...)

ユミちゃんは勝ち誇ったように、イチゴのプリントの付いた白いパンツを見せました。

「うちのノンちゃんね、赤ちゃんだからおむつなの。お兄ちゃんは何でおむつなの?」

「あ、あの...」
「え?」

ぼくはたじたじです。おむつが好きだからなんて言えないし...。

「うん、お兄ちゃんはね...」
「なに?」

ユミちゃんの視線からは逃げられません。
「お兄ちゃんはね、おしっこ我慢できないんだ。出るかなって思ったら、すぐにおもらししちゃうから...」
「ふーん、だからいつもおむつなんだぁ。ノンちゃんとおんなじ。お兄ちゃんも赤ちゃん?」
「...」
「ユミは赤ちゃんじゃないよ、お姉ちゃんだから...、お兄ちゃんはなんていうの?」

「...えっ?」

「お・な・ま・え・は?」
「ゆうや...です」
「ゆうやちゃん、ユミがお姉ちゃんだからねっ!」
「あ、はい...」

完全に上下逆転です。
ユミちゃんから見たら、ぼくは大きくてもおむつの取れない赤ちゃんだから、自分が上だと。

(まあいっかぁ...)

ぼくは、話しが途切れたところで、また食べ始めました...が、
(おっと)
点滴のチューブが伸びた左手をかばったせいか、おかずを取ろうとしてこぼしてしまいました。すると、

「あらあら、ゆうやちゃん、こぼしちゃってぇ、赤ちゃんみたい。お姉ちゃんが食べさせてあげよっか?」

ユミちゃんにとっては、おままごとの延長なのかもしれません。

「いいよ、ユミちゃんも点滴つながってるでしょう」
「『ユミちゃん』じゃなくて『お姉ちゃん』でしょっ」
「あ、ごめんなさい...」

もう、参ります。

(さて、次は味噌汁に...)

「あ、ゆうやちゃん、おむつ濡れてるんじゃない?」
(うっ...)

危なく味噌汁もこぼすとこでした。

「ユミはね、ノンちゃんのおむつ替えたことあるから、ゆうやちゃんのおむつも替えてあげるっ」
「いや、それは...」

ぼくが困っていると、

「ユミちゃーん、お待たせ~」

お母さんが戻ってきました。

(ふー...、助かった)

「じゃぁユミちゃん、ごはんにしようね、おなかすいたでしょう」
「うん...、でも、ゆうやちゃん、おむつ濡れてるみたい。替えてあげないと...」
「えっ?!、...そ、そんなことはいいの、ユミちゃんはごはん食べようね」
「でもぉ...」
「いいから。あのお兄ちゃんのおむつは看護婦さんが替えるのよ。ねっ、食べちゃおうね。ほらぁ、このお魚おいしそうよ...、最初はごはんから」
「...」
ユミちゃんは納得いかないようでしたが、お母さんが有無を言わせずに口に運んだので渋々食べ始めました。
「はぁい、じょうずね」

(とりあえず助かった...、さぁてと)

ぼくはやっと落ち着いて食べることができ...、
「鈴木さーん、お待たせ。やっと配り終わったわ」

看護婦さんが戻ってきました。
ぼくは、中断してばかりの食事に、今度もまた何か...と思い箸が止まりました。
看護婦さんは、それを見て、
「やっぱり食べにくい?、箸が止まってるみたいだけど。食べさせてあげましょうか?」
「あ、いいです。自分で」
「ほらほら、おかず、こぼれちゃってるわよ」
「あ、すみません」
「いいのいいの、じゃぁ、お箸貸して」

看護婦さんは、ぼくが遠慮してると思ったのか、さっと箸を取り上げて、
「はい、じゃあ、どれにしよっかぁ...。このお魚で」
「あ、いいから、自分で食べたほうが...」
「遠慮しないで、ここは病院なんだから。さぁ、じゃあ、お口あけて、あーん」

もう、有無を言わせずに、ぼくの口元におかずが運ばれてきました。
「...」
ぼくは、渋々食べ始めました。

「はぁい、じょうずね」

なんだか、ユミちゃんと同んなじ。
でも、ぼくは、これもまあいいかなって、素直に委ねることにしました。

「はい、今度はごはんね。あーん」
「...」
「おいしい?」
「...(うん)」
ぼくがうなずくと、
「そう、よかったぁ。ここの食事は結構評判なのよ。特に、このお魚は身が柔らかくて...、えーと、次は...」

看護婦さんは、なんだか楽しそうです。ぼくも、食べさせてもらうのに慣れてきて、
「これにする」
「はいはい、このお野菜ね」
「うん...」
食が進み始めました。おかゆ、煮物...、味噌汁と...、

「あらら、お口のまわりが...」
口元から少し垂れたのを優しくふいてくれました。

「エプロンしたほうがいいかな」
「えっ、あ、それはちょっとぉ...」
「はいはい...」
看護婦さんはにっこりしました。ちょっといじめちゃったかなっていう顔で。
ですよねぇ、隣にはユミちゃんもいるし、ぼくもさすがに赤ちゃんみたいで恥ずかしくて。

「さあ、これでおしまい。よく食べれたわね」
「うん、ありがとう」

最後のお茶だけは自分でゆっくりと。
看護婦さんは、食事のプレートを脇に片付けると、ベットの上のテーブルも外して下にしまいました。
そして、持ってきたファイルに何か書き込んでから、
「さあ、終わったわ」
「...」

看護婦さんは、目を合わせてにっこりすると、視線をぼくの腰のあたりに。

「...」
何か言いたげです。

(うっ...)
ぼくも、察しました。

「ねっ、ちょっと失礼して...、見せてね」
看護婦さんの手が、ぼくの腰の方に伸びてきました...。


~~『ぼくはトラックのメカニックさんでちゅ(第5話)』に続く

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このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。


プロフィール

甘えん坊のゆうや

Author:甘えん坊のゆうや
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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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