ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第65話)

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『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
「第65話.健康診断(その5);二人のお母さん」
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ぼくは、あのトクショウのユリちゃんのお母さんが受付のおねえさんだったっていうこと知った以上に、二人のお母さんの話しの内容には理解できないことが多くて混乱するばかり。

この状況を詳しく把握しないと気がすまないですよねぇ...。


「はーい、アキちゃん、おむつふかふかでしゅねー...、あら?眠っちゃったみたい」
「あ、ほんと、よっぽど気持ちよかったんじゃない」
「そうね。それと、まだ熱があるから...さっき先生に診察してもらった時の注射が効いてきたのかも...」

アキちゃんは二人のお母さんにおむつを替えてもらいながら眠ったようです。
(かわいいんだろうなぁ...)
ぼくは、長椅子に横になって眠るアキちゃんを想像しました。ピンク色のネコちゃんのおむつカバーして...。

「それにしても、アキちゃんってほんとかわいいわね。うちのユカもなんとかしなくっちゃ」
「あらいいじゃない、お姉ちゃんのユリちゃんがあんなにかわいい赤ちゃんになったんだもの...むかしのユミのこと思い出すわ」
「えーそんなことぉ...アヤだってかわいかったわよ」

(ん?...アキちゃんのお母さん、『アヤさん』っていうんだ...でも...)

ぼくは、カーテン越しの二人の会話に聞き耳をたてて、断片的な状況を整理しようとしています。

(この二人...)

「だけどぉ...もう20年も前のことよねぇ...私たちも当時はね...」
「あはっ、だけど結果オーライじゃない」
「そうよねぇ...。ユミはこの病院の副院長先生に見初められて...」
「でも、当時はうちの旦那も医学生だったのよ、まさかって感じ。そういうアヤだって...旦那の友達だった税理士さんと、ね。今は、あんなに立派な税理士事務所を経営してるんだし...」
「あ、はいはい、いつもユミの愛育病院にはお世話になって...税務処理なんか全部任せていただいて助かってまーす」
「なによーアヤ、改まっちゃって...、でもまだ私の病院じゃないわよ」
「今はね、でもその研修医がここの院長先生の御曹司だったんでしょう。お父さんが院長先生を退いたら、副院長先生の旦那さんが継ぐんでしょう...お互い、玉の輿ってことでラッキーだったじゃない」
「そうねー、そういう人ほど、ああいう『子』を求めるのかもね」

(そうだったんだぁ...ユミさんはここの病院の副院長先生の奥さんで、アヤさんは税理士の奥さん...しかも、旦那同士もつながってるんだ...)
ぼくには、二人のお母さん達のことが徐々にわかってきました。

(でも...20年も前のことって?...当時のお互いのことを思い出して『かわいい』だって...まあ、若かったってことかな)

「だけどぉ、あの頃はこの病院も古い建物で、廊下なんて木の床がミシミシいってたじゃない」
「そうそう、夜なんか怖くて一人で病室から出られなかったわよねー...」
「あらー、だけどアヤなんか昼間だっていつも看護婦さんに手を引いてもらわなくちっゃ『アンヨ』できなかったじゃない」
「そういうユミだってぇ...あははー」

(...ん? 『アンヨ』? 看護婦さんに手を引いてもらって? 二人とも入院してたの?)

ぼくはどんどん二人の会話に引き込まれていきました。
どう見ても30才台後半から40台前半の二人。
20年前っていっても、10台後半から20才くらいの頃ですよね。
そんなハイティーンが看護婦さんに手を引いてもらってアンヨ?...。
(二人ともケガか何かで入院?...)

「...14才の時よね、アヤがあの『病棟』に入院してきたのは...。私が入ったすぐ後だったし、同じ年だったからすごく印象に残ってて...でも、とっても暗い感じで大丈夫かなって感じだった」
「うん、あの時ね、私、学校でいじめにあって手首切って運ばれて...、3日くらい意識なかったんだって。それで気がついたら『あの病室』でしょう。でも、初めは病室って感じじゃなかったからどこかしらって思ったわ」

「...そうよね。当時からあの病棟だけは『特別』だったわ。壁紙なんかピンク色でかわいい動物の柄がついてて、ぬいぐるみとかたくさんあって、ベッドも木の枠がついてたし...それに...病室のみんながすごくかわいくて...」
「ユミなんてその中でも一番だったんじゃない...私びっくりしたもの。中学生にはとても見えなくて...あの格好でしょう」
「あはっ、アヤだってそうだったじゃない、あのまん丸のお尻でぇ...全部してもらって」
「ユミだってぇ...あははー」

(えーー、まさか!...。ピンク色の壁紙でかわいい動物の柄、木の枠のベッド...。それに、まん丸のお尻で...全部してもらってって...)

ぼくは、話しがとんでもない方向に向かって行くのを固唾を飲んで聞いていました。なにしろ、薄いカーテン1枚隔てたすぐ横で話してるんですからね。

でも、中の二人はカーテンで閉じられた空間の中で意外と周囲が見えてなくて、好き勝手にしゃべってるって感じ。

「それにしても、アキちゃんのこのおむつ、今も使ってるんだぁ。私たちの卒園記念でしょこれ。あのころは、こういう藍染めのしぼりや、雪の花の柄ばっかりだったものね」
「そうそう、今の子はみんな紙おむつよね。布おむつがめずらしくなってきちゃったけど、当時はこんな柄のおむつが当たり前だったし、気持ちいいもんね」
「うん、お日様に干してもらったおむつはふかふかで、看護婦さんにあててもらうとほんといい持ちになったし、濡れる時に徐々に染みてくる感じもよくって、わざとおもらししたっけ」
「あーやっぱりー。だから、ユミだけおむつ交換が多かったような気がする。ずるいなー」
「そんなアヤだって、お散歩が好きでいつも看護婦さんにアンヨをおねだりしてたじゃない。おむつのまん丸のお尻で、病院のあちこちに行ってばかり、戻ってくると必ず病室でおむつ交換してもらってたし」
「そんなこともあったわね、でもあの『トクショウ』のころが一番よかったかな。みんなは『乳児園』って言ってたっけ」

(げっ、この二人のお母さん『トクショウ』だったんだ)

ぼくは、これまでの理解できないことが全部つながってきました。
二人とも14才でトクショウに入って、中学時代に赤ちゃんになってたって。
だから、子供たちにも布おむつを使って...。

「そういえば、さっき、ユリちゃんもあの卒園記念のしてたわね。すぐわかったわよ」
「うん、二人とも18才の卒園の時に、同じ柄の布おむつをたくさんもらったじゃない、ダンボール箱3つもあったわよね。数百枚はあったと思うけど」
「そう、すごい量だったわ。あれからも少しづつ買い足して使ってるけど、これもたまに使ってるわ。けっこうもつのよね」
「意外とね、これだけ使ってるわけじゃないし、平織りやドビー織りとかいろいろと混ぜて使ってるから...でも、やっぱりこれ...いいのよね...」

なるほど、あの藍染めや雪の花模様の布おむつは、トクショウの卒園記念でおそろいだったんですね。だから、ユリちゃんも、アキちゃんも同じ柄のおむつを...。

(でも...『あれからも少しづつ買い足して使ってる』って、だれが? 子供たちのことかな...)

「それにさ、こうやっておむつカバーと組み合わせたほうが、うちの旦那も喜ぶし...」
「あら、ごちそうさま。でも、確かにそうみたいね、うちも紙じゃ雰囲気出ないからって、旦那が布おむつばっかりあててくれるわ」
「ほらー、アヤだってそうじゃない。卒園してからもずっとでしょーおむつ。私も今朝、旦那が登院前に替えてくれたわ、今あててるこれよ、ほら」
「あーかわいい。ユリちゃんがするようなおむつカバーじゃない。ちょっとぉ...どれどれ」

 ♪ぽちっ、ぷっ、ぷち

(えっ? ホックの音?)

「やだー、アヤ、こんなところで」
「いいじゃない、カーテンがあるから見えないわよ。それより...ユミの今日のおむつは...かわいいネコちゃんの動物柄じゃない、藍染めじゃないの」
「うん、最近売ってないでしょ、藍染めとか。だから、ベビー洋品店で売ってる白地のワンポイント柄が増えてきちゃった...そういうアヤは...あーかわいいおむつカバーね。フリフリじゃない、旦那さんの趣味かなぁ?...中は...」

 ♪ぷっ、ぽっ、ぷち

「いやん...ユミったらぁ...」
「あー、アヤは水玉柄のおむつね。こんなの記念品の中にはなかったけど...」
「うん...、ネットで買ったの。最近は、けっこう頻繁にアクセスして」
「そうねー、やぱっり、もうネットしかないかもね。懐かしい柄モノは」

(...この二人...今もおむつあててる...しかも)

「だけどー、トクショウってさ、卒園生って、みんないいとこにいってるでしょう」
「そうね、だからユリも入れたのよ。女の子はそんなにツンツンしてるより、よっぽど赤ちゃんのほうが貰い手があるんだから。ユカも...ちょっともう遅いかもしれないけどユリみたいに...、そろそろうちの旦那を急かさなくちゃ」
「確かにね、いろんな人が見に来るけど、みんなお金持ちみたいだったし」
「そうらしいわね。政財界の人も来たってうわさを聞いたこともあるわ。だから、ある意味、卒園後も保障されてるってわけよね」
「だから、入園させたほうがね。アキちゃんもそろそろどう。こんなにかわいかったら、もう、そのままスムーズに移行できるんじゃない」
「うん、もう完全に赤ちゃん返りしちゃってるし...だいじょうぶね、きっと」

(そうかー、だから自分の子供の赤ちゃん返りを喜ぶんだ...トクショウに入れて玉の輿に...)

ぼくは、世の中にはいろんな人生のルートがあるもんだって感心しました。
確かに、アクセク働かなくたって赤ちゃんになってまったりと暮らしていく...なんていうのもある意味人生の勝者かもしれませんね。

「さ、そろそろ、ホック止めてあげるね。大きな赤ちゃんのユミちゃん、お母さんになってもまだおむつしてるなんて。スカート持ってて」

 ♪ぷちん、ぷち、ぱちん

アヤさんがユミさんのおむつカバーのホックを止めてあげてるようです。

「あん...。ありがと、アヤちゃんのも直してあげるね...どうかなここ」
「あっ、あ...ユ、ユミ、そこさわっちゃ」
「どうしたのかな、大きな赤ちゃんのアヤちゃん...ほーら」
「あん...。アキが起きちゃうからぁ...」
「だいじょうぶよちょっとくらい...ここ」
「あ、あっ...あん...。ユミ、そんなぁ...でちゃうから...」
「いいじゃない、おむつしてるんだし。アヤちゃんは、おもらしっ子でしょう」

カーテンの中とはいえ、けっこう大胆になってきたようです。
ユミさんがアヤさんのおむつのどこかを触っているようで...。

「あん、あ...ユミ、そこに手を入れちゃ...あっ」
「アヤちゃん、どうかな、ここ...あー、にゅるにゅるじゃない」
「だ、だめよ、ユミ、そんな...あん」
「いいじゃない、むかしはよくこうやって二人で遊んだでしょう。どう?」
「そ、そうだけど...うっ、あ...」
「どうちたのかなアヤちゃん。毎晩、旦那さんとこうやって遊んでいるのよねー」
「あん、あー...」

「うわっ、あー、あらあら...」

「...ユミがするからぁ...」
「...おもらししちゃったのね...。いっぱい...、いいのよ、いいの、アヤちゃんは大きな赤ちゃんなんでしょう」
「だってぇ...」
「アヤちゃんは、おむちゅにいっぱいおもらし...ほーらおむちゅびしょびしょー」
「恥ずかしいからぁ...こんなところで」
「恥ずかしくないのよ、アヤちゃんは赤ちゃんなんだから、どこでもおもらししていいの。むかしは、この廊下でもおむつにおもらししてたじゃない」
「だってぇ...」
「そして、みんなの前でおむつ交換してもらってたし」
「...」
「ほんとは今もしてほしいんでしょう。ここで」
「そんなぁ...」
「ほーら、ここがしてほしいっていってるわよ」
「あん、あ...ユ、ユミ...そこは...」
「ほーらね」
「だ、だめよ、そろそろ...」
「そうね、そろそろ一旦おむつ閉じたほうがいいわね。どこかで替えてあげるから」
「い、いいから、一人で...」
「じゃあ、とりあえず...」

 ♪ぽちん、ぷちん、ぱちっ

おむつカバーのホックを止める音がしました。
アヤさんのおむつはぐっしょりのまま。

(どうするのかなぁ、おむつ...重いんじゃない)

ぼくは、カーテンの中で二人のお母さんが自分たちのおむつを見せ合うどころか、ユミさんがなにやらアヤさんのおむつのあたりでいたずらをした様子を想像しているうちに、自分のおむつの中がすごく窮屈になっているのに気が付きました。
(いてて...)

むくむくと大きくなってきたお○ん○んが、紙おむつの中で行き場がなくなって、屈曲しながら悲鳴を上げ始めました。
(うっ...)

ぼくは、とっさにおむつカバーの中に右手を突っ込み、中の形を整え直します。
(ふー...)
でも、その瞬間、カーテンが開きました。

二人のお母さんと目が合うぼく。
(うっ...)
ぼくの右手は、まだおむつの中に入ったまま。

お母さんたちも固まりました。

そして、ユミさんは急に病院のスタッフの顔に戻って、
「えっ、あ...。す、すみません、ここでは...」

ぼくは、そっと、右手を抜きました。検査着の前が少し開いて、白いおむつカバーの一部が見えています。
(げっ...やばっ)

「あ、あの、もうすぐ...受付からお呼びしますから、そこでは...」
(...)
ぼくはあわてて検査着の前を合わせて、そっと右手をおむつカバーから抜きながら、返す言葉がありません。

「あっ、あ、そうでしたね。すずきさんは...DPで...配慮が足りませんでした。濡れちゃってたら、こちらの準備室で替えていただいても」
「えっ?」

今度はぼくが驚きました。

「替えるって?」
「遠慮なさらなくても、おむつが濡れたらこちらで」
「お、おむつって」
「おむつされてるんですよね。申し送りがありました。配慮するようにって」
「...」
ぼくは、下を向いてしまいました。

「あ、お気になされなくてもいいんですよ。ここは病院ですから。それに...」

その時、
「ユミさーん、次の方、ご案内してー」
受付の奥の方から声がしました。
「あ、はいはい。じゃぁすずきさん、後で...」

ユミさんはあわてて受付に戻り、小窓から顔を出して、
「それでは、たかやまさん、たかやまアキさんレントゲン室へどうぞ」

「は、はい。アキちゃん、アキちゃん、呼ばれたわよ」
アヤさんはアキちゃんを揺り動かして起こします。

「ふえーん...」
アキちゃんのかわいい声がしました。ネンネを起こされて少しご機嫌斜めです。

「ほらほら、アキちゃんの番だから、行きましょうね。おっきして」
アヤさんは、アキちゃんを抱きかかえて起こします。そして、
「ほら、おいで...」
胸にかかえてだっこしました。
「甘えんぼさんねぇ」

「じゃあ、たかやまさん、いいですか、こちらへ」
ユミさんに促されて、3人はレントゲン室に入って行きました。

(ふーっ...)

ぼくは、すぐ横で起こった現実に少し動揺しながら、

(でも、見られちゃったなぁ...)

ぼくがおむつしてることは、初めからばれていたんですね。それどころか、おむの中に手を突っ込んでいたところまで見られてしまいました。

(あーあ...)

急に静かになった受付前。
ぼくは、この先どうなるんだろうって、ぼーっとした頭で考えていました。



~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第66話)』に続く


このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。

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Author:甘えん坊のゆうや
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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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