ぼくの日常風景?:『軽装にご注意(4)』をアップします



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  『軽装にご注意(4)』

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IMG_4101TE フレーム付 色鉛筆50E480

ベビールームかぁ...


部屋には誰もいませんでした...。


広さは10畳くらいでしょうか。
淡いクリーム色の壁紙の部屋はとても明るくて清潔感があるし、棚にはかわいいぬいぐるみや絵本もたくさん置いてあって、なんだか保育園のような雰囲気です。

(へー、こんなかわいいところがあるんだ...)


そして、奥の壁際には木の柵のついたベビーベッド3台と平らな長椅子、更に、手前側には小さな流し台と湯沸し器もあって、おむつ交換やミルクを作って授乳することもできるようになっています。

(あの長椅子なら...)

ぼくはその光景をぼんやり眺めながら、早くも自分がそこに寝かされておむつを交換されている姿を思い浮かべました。

(だけどなぁ...)

ですよね...、そこはベビールーム、いくらぼくがおむつをしているからっていっても、体つきは赤ちゃんとは違うし...、自分がここにいて本当にいいのかなって、落ち着かないんですね。

でも、ぼくのそんな不安をよそに、店員さんは、

「ねっ、かわいい部屋でしょう」と、にっこり。

「うん...、でも...」

「ん?、なあに?」

「ここ...、誰か入って来ない?」

「あはっ、だーいじょうぶよぉ、ほら」

店員さんがドアのほうに視線を送ったのに合わせてぼくも振り向くと、

「あっ!」

ドアのすりガラス越しに人影が見えました。

「あ、誰か入って来るよぉ」

「もー、心配性ねぇ。ほらぁ、よく見てごらんなさい。今、ドアの外に貼り紙してもらってるの。『清掃中しばらくお待ち下さい』ってね。だから、他の『お客さん』は入ってこないわよ」

はっきりは見えないものの、確かにドアのガラスに何か貼っているのがわかりました。そして、その人影もすぐ見えなくなって...。

「ねっ、安心して」

「うん...」

「そんなに緊張しなくても。今は貸し切りだって、自分の部屋なんだって思えばいいの。それにすぐ終わるし...」

「うん」

ぼくも、少しずつ落ち着いてきました。店員さんもにっこり、そして、

「じゃぁ、こっちにネンネしようか、おむちゅ替えてあげるから」

「えっ?」

ぼくはてっきり長椅子のほうに寝かされると思ってたんですが、店員さんはベビーベッドの柵の片側を開けて中に入れるようにしています。

「はい、これでいいわ、さあ」

「え、でも...、こっちの長椅子じゃぁ」

「そうね、広くていいかもしれないけど...、おむつ替えるには座面がちょっと低くてやりにくそうでしょう。だからこっちのベビーベッドで」

「だけどぉ、狭すぎない?」

「大丈夫よ、狭くて足は伸ばせないけど、どうせ膝を曲げるんだから。それに、こっちのほうが赤ちゃんぽくてかわいいでしょう」

「うん...」

ぼくはもうあれこれ考えないことにしました。そして、ベビーベッドに腰をおろすと、靴を脱いで両足もベッドの上に、そして頭を木の柵にぶつけないように横になりました。

「はーい、おりこうさん」

「...」

でも、やっぱり狭いです。外から見ているよりもずっとね。

視点がぐっと下がったせいか、ベッドを取り囲む木の柵がやたら高く見えてかなりの圧迫感があるんです。しかも、ベッドの長さが足りないので足は半分くらい曲げたまま。
でも、横幅はけっこうあって、M字に大きく開いてしまうと意外に寝られることがわかりました。

「はい、寝れたね。じゃあ...、あ、そういえば、まだぼくちゃんの名前、聞いてなかったわねえ。お・な・ま・え・は?」

「え、あ、『鈴木』です」

「あはっ、大人の自己紹介じゃないんだからぁ。下のお名前は?」

「あ、『ゆうや』です。『鈴木ゆうや』っていいます」

「はい、はい、『ゆうやちゃん』ね」

「ぅん」

「じゃあ、わたしがお母さん役。『ママ』のほうがいいかなぁ?」

「うん!」

「はーい、じゃぁ、おむちゅ替えの準備を...」


お母さんは、肩にかけていたぼくのトートバッグを一旦横の長椅子に下ろして、中から替えのおむつを取り出しました。

「さあ、どれにしょうかぁ...、これ?」

お母さんは、ぼくのおむつ何枚か広げて、

「ほんとかわいいわねぇ...、あ、これ、クマちゃんのね。それにぃ、この3色のなんかすごく古そうだけど...。あっ、名前が書いてある!『スズキマミ』だって」

「あ、それ、お姉ちゃんのお古で、ぼくも赤ちゃんの時から使ってるやつ」

「でしょう、この雪の花みたいな柄なんてもうどこにも売ってないわよ。それに、この平織りの生地が薄いガーゼみたいになるほど使い込んで...」

「うん」

「でも、これがいいのよねー。すっごく柔らかいし。やっぱり、おむつは古いほど当て心地がいいもんね」

「うん!」

お母さんはぼくのおむつを優しく触りながら、すごくうれしそうに何度もうなずいてます。ぼくもなんだかうれしくなりました。
そして、お母さんは、またカバンの中をさぐりながら、

「カバーは...、あ、これね。2枚あるじゃない。黄色のひよこちゃんの柄と、こっちは、水色のネコちゃん柄...。うわー、かわいい!」

お母さんはおむつカバーを両手に持って開きながら、横になったぼくの顔のすぐ前までもってきました。
視界がおむつカバーで一杯になります。

「これもだいぶ使ってるでしょう。スナップホックだからけっこうもつのよね」

「うん、その黄色いのは、ぼくが高校の時から使ってるの。水色のはもっと前だよ、サイズが『S』でしょう、たぶん小学校か中学校あたりの」

「へー、かなり前のなんだ。だけど今は『S』じゃぁ小さいんじゃない?」

「うん、布おむつたくさん当てたらホックが閉じられないよ。でも、薄手の紙おむつだったらぎりぎり使えるから」

「ふーん、ゆうやちゃんってけっこう細身だもんね。それに、やっぱり紙おむつでもおむつカバーはするのね、うちの子もそうだけど」

「うん、紙おむつももれる時があるでしょう、それに、おむつカバー当ててるとしっかりサポートしてくれてずり落ちる心配がないからね」

「それに、『かわいいし』、でしょう?」

「あはっ、ばれてた」

お母さんは、にこにこです。

「じゃあ、おむつカバーはこの黄色いのね」

「うん」

「あ、そうそう、これと、これも...」

お母さんは、カバンからお尻拭き用の濡れティッシュと、ベビーパウダーを取り出してぼくの頭の横に置いてから、替えのおむつを1枚1枚ていねいに重ね始めました。

「もうちょっとだから、少し楽にしてて」

「うん、(ふー...)」


ぼくは言われる通り少しリラックスして、ゆっくり深呼吸を始めました。

「ふー......、(気持ちいい...)」

呼吸と共にどんどん体の力が抜けていきます。そして、緊張も溶けて...、

「うっ」

また、おしっこが漏れ出しました。

それまでおむつカバーの股間から染み出してくるのがこわくて、無意識の内にガマンしてたのかもしれませんが、横になって緊張がほぐれたせいか、ちょろちょろと、そして、じょじょーっと。

「ぁ...」

股間からお尻のほうまで生温かく広がっていきます。

「...ぁ」

ぼくは、ベビーベッドに寝たまま、おむつにたくさんおもらしをしていました。
もうグシュグシュ。
足が更にだらーんと大きく開き、目をつぶると、おしっこと、おむつと、おむつカバーとベッドと...という境がなくなり、生ぬるい海につかっているような浮遊感に包まれていきます。

(ああ...)

一瞬まどろみそうになると、

「さ、これでいいわ」

と、お母さんの声。毎朝おねしょで起きた時と同じ感覚から我に返りました。

「ほら、ゆうやちゃんに当ててあげるおむちゅ、準備できたよ~」

きれいに重ねたおむつと黄色いおむつカバーがぼくの目の前にきました。

「じゃあ、替えようね」

「うん」

「はい、まず、このジャージから...。ちょっとお尻、浮かしてくれる?、あ、そうそう...、はいはい」

お母さんは、ぼくのジャージを脱がせました。クマさん柄のおむつカバーが丸見えになっているはずです。

「ほんとかわいいわね、このおむちゅカバー...、あ、ほら、ここ染み出してる。ぎりぎりだったね」

股間の辺りをもぞもぞ触る感触が伝わってきます。

「じゃあ、ホックはずそうね」

  ♪ぽちっ、ポツッ、ぷつッ...

おむつカバーの前の左右に並んだホックが外されていきます。

(ぁ、恥ずかしい...)

その音は静かな部屋に響いて、

『ここに、おむつ替えてもらってる子がいるよ~』
『おむつカバー開くよ~』

って、周囲に知らせているように聞こえるので、恥ずかしさがどんどん増してくるんですね。

「ホック外すのって恥ずかしいよねぇ、でも、おむちゅ替えないとぉ...、左側も外しちゃおう」

  ♪ポクッ、ぷちッ、ッ...

「はい、外れたよ。じゃあ、カバーの前を開いてぇ...。あー、もうぐっしょり。ここがお股の形に固まってるしぃ...、あらあら、お尻の方まですごい濡れてる。今、またおもらししちゃったんでしょう」

「(...)」

ぼくは、こくりとうなずきました。

「ほらー、さっき見てあげた時にはこんなに濡れてなかったもんね」

「ほんと、おしっこ近いのね。おむつしてなかったらたいへんだぁ...あはは」

ぼくは自分の顔が赤くなっているのがわかりました。

「あはっ、でも、ゆうやちゃんは赤ちゃんなんだもんね、おむつにおもらし、当たり前よねぇ」

「...」

「いいのよ、ママがキレイキレイしてあげる。じゃあ、おむつも開いて替えちゃおうかぁ」

(あっ...)

すーっと、冷たい空気がおむつに入ってきました。
そして、それまで、お○ん○んにのしかかっていたおむつの重さから解放されます。

「ふー...」

「あら、ため息なんかついちゃってぇ...」

ぼくは、ベビーベッドの上でおむつを開かれ、お尻の穴まで見えるような完全に未防備な姿。でも、不思議と落ち着いていました。お母さんに全てを託したからなんですね。

どんなことも受け入れてもらえる、全てをさらして、そして、守ってもらえるような存在。

(ママぁ...)

ぼくは、そんなやさしさに包まれていくようで...。


でもその時、急に部屋のドアが開いて、誰かが入ってきました。

「げっ?」、ぼくは固まります。


~~『軽装にご注意(5)』に続く


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。


コメント

Secret

Re:

 コメントへの返信ありがとうございます。私も人から替えてもらうならトイレのベッドを使うのですが、狭い個室トイレで自分での交換に慣れてしまったせいか専ら立ち交換になってしまいましたね。私も布おむつは立ったままの交換の方が楽ですね、ちゃんと引き上げてピッタリ当てられますからね。

ともちゃん、コメントありがとう。

まさに『未踏の地』ですね。

一人じゃ入れないし、仮に赤ちゃん連れだとしても男は入れないですよね。
授乳っていう儀式は女性の特権だし、目の前でポロンと出されたらとても居られないでしょう。
でも、昔は公園とか電車の中とか、普通に授乳(哺乳瓶じゃなくて)しているのを見かけた記憶がありますが、あれは現実じゃなくて妄想か白昼夢だったのかなぁ。

ちなみに、多目的トイレのおむつ交換台、よく使わせてもらってます。昔は、狭い個室で立ったまま交換する特技を磨いたものですが(特に布はコツがいりますね)、最近は楽になりましたね...、ぼくの唯一の特技だったんですけど(笑)。

ベビールーム・未踏の地

おかしなタイトルですみません。
ベビーベッド、優しいママの手によるおむつ替えを日々願う我々にとっては夢のツールですよね。イクメンが増えましたがベビールームの男女共有ってまだまだ敷居が高くて入りづらいです。だけど一度で良いからあの中で・・・という願望は捨て切れませんね。
大人のトイレ、多目的トイレは最近便利になりましたよ。パルコやイオンで大人がちゃんと寝れるおむつ交換台が設置されたんです。クラシックなベビーベッドが好きなゆうやちゃんには味っ気が無いツールかも知れませんが気になったら探してみてください。

かっくん、コメントありがとう。

そう、やっぱり、ここまで来たらベビーベッドでなきゃ。
しかも、ぼくは柵のあるクラシックなのが好きなんです。

かっくんも、扉が開いてるとのぞきたくなる...、うーん、わかるわかる。

最近は、多目的トイレものぞきたくなります。大人用のベッドがあるかないか、ぼくには切実なポイントなんで(笑)。

No title

さらにまさかのベビーベッドで交換
なんかいいなぁ・・・と思っちゃうかっくんです。

前回コメントの答え
多目的トイレの隣にベビールームがあるところで
入口の扉が開いてたんでついのぞいたんですよ^^;
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