ぼくの日常風景?:『クリーニング屋さん(2)』をアップします。



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  『クリーニング屋さん(2)』

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折り畳まれて15cm角くらいなっていたものの、それはどう見ても布おむつでした。

(...)

ぼくが固まっていると、

「他の人のが混ざったのかもしれんけど...」

「...」

「ぁ、あ、そっか、やっぱり他の人のやな、ごめんな」

ぼくはどうしようかと考えました。でも、おかみさんは、ぼくの腰やお尻の辺りに視線を向けて...。

ぼくは、もう隠しきれませんでした。

「あのぉ...、それ、ぼくので...」

「...」

今度は、おかみさんが黙ってしまいました。

「ごめんなさい、変なもの混ぜちゃって」

「ぁ、あ、い、いいんよ、洗っておいたで...」


そう言えば、今回は冬物の衣類をまとめて洗濯に出したんですが、部屋の衣類カゴに入れてあったものをよく確認せずにまとめて持ち込んじゃったんですね。


「あ、あ、これ、食べりん、まだあるで」


おかみさんは、固まった空気をほぐすようににっこり。
そして爪楊枝を果肉に刺して、ぼくに持たせたました。

「あ、ども...」

ぼくがまた食べ始めると...、

「でも...、鈴木さんの洗濯もんから『おむつ』が出てきた時は...」

(うっ)

ストレートに『おむつ』って言われてしまいました。

「確か、まだ独りもんだし、赤ちゃんもおらんのに、ってな」

「...」

「でも、どこか体でも悪いのかや?、元気そうに見えるけど」

ぼくは、もう観念しました。それがおかみさんじゃなかったら、ウエスとか雑巾にするとかって適当に嘘ついて突っぱねてもよかったんですけど、なんだかすごく心配そうな顔して言うので、

「...そのぉ、ちょっと...、漏れるんで」

「...そう」

「うん、いつも使ってて...」

「そっかぁ...、やっぱりな」

「えっ?」


ぼくは思わず声が高まってしまいました。


「そうかなって思ったんよ。そのまん丸なお尻、だいぶ前から気になってて...」

「えーっ」

「そりゃ見ればわかるわぁ、鈴木さんは全体にほっそりしてんのにお尻だけすごく大きく膨らんで...、歩き方だって少しヨチヨチしてて、おむつあててるって思ったわ」

(あちゃー...)

やっぱり、ばれてたんですね。

「もう長いこと?、それか、何か病気か事故で?」

「うん...、特に病気とかじゃなくて...」

「ぁ、あ、悪かったね、立ち入った話ししちゃって。そりゃ中にはいるわな。でも、たいへんな、つらいわなぁ」

「うん...」

さすがに『ぼくはおむつが好きで...』とは言えませんでした。


「やけど、夜だけっていうわけでもないんね。昼間もおむつって...」

「うん、実は、まだぼく、おねしょなんで...、夜は必ずあてて寝るし、昼間もね、出るかなって思ってからトイレに間に合わないことが多くて...、おむつがないと」

「そうなんね。それはつらいわなぁ」

「うん...。中学の時なんか、さすがに母さんが心配して、病院に何軒も行ったけど...、だめだった」

「そりゃ心配するわ」

「うん、徐々に回数が減ってきたのは高校に入ったくらいかなぁ...、卒業する頃にはほとんどしなくなって...」

「それまでずっとおむつを?」

「うん、夜は風呂上がりに布団の上におむつが広げてあって、母さんがおむつあててくれて...」

「あら~、高校生になってもお母さんにおむつを...、たいへんだったんね。お母さんもご苦労されて...」

おかみさんは、また柱時計のほうを少し見上げて、何か回想しているようにも見えましたが...、さっとフルーツのほうに目を向けて、

「あっ、あ、ほらまだあるわ。大きいから食べでがあるわなぁ」

「うん、じゃもう1つ」

「1つじゃなくて、全部食べりん。うちは他に食べるもんはおらんし...」


そうなんですね。
旦那さんも、もう何年も前に亡くしてるし...、子供達も卒業と共に出て行ってしまって寂しそうです。


「でもなぁ...」

「ん?」

「おねしょは高校卒業の頃にはしなくなったんよね。昼間のおむつはもっと早くに取れたんじゃ」

(うっ)

急に話が復活しました。

「でも今は、おむつしてるんねぇ...、夜も昼も」

「ぁ、あ、そう。たまに失敗してたけど、中学の頃からは昼間のおむつは取れて...。それからね、高校卒業して、専門学校に入って、あ、自動車整備士の資格を取るコースで...」

「へー、なんだかかっこいいじゃない」

「うん、整備士はぼくの夢、っていうと大袈裟だけどね、でもなりたかったんだ」

「いいわなぁ、夢があって」

「うん、そして、アパートで独り暮らしを始めたんだ」

「高校卒業してすぐ?、18歳だわな、独りで...」

「うん...」

「生活は全部独りでやらなぁあかんから大変だったんじゃない?」

「それは大丈夫だったよ。自炊もやってたし、洗濯も掃除も」

「へー、えらいんねぇ、うちの孝夫なんか絶対できんわ」

「でも...、入学から1週間くらい経って、それまでほとんどしなくなっていたおねしょが復活しちゃって、そのうち毎晩になっちゃった。夜もなかなか寝付けなくて、眠ったと思ったら実家にいる夢ばかり見て...」

「よっぽど寂しかったんねぇ、独りで」

「たぶん...。それで、おむつを...、それからなんとなくずっと...」

「そっかぁ、おねしょでおむつを...」

「うん」

「でも、昼間のおむつは?」

「あ、うん...、毎晩おむつをあてて寝るようになって、そのぉ、安心するっていうか、母さんと一緒にいるみたいな感じで...。おもらしするとかしないかじゃなくて、お尻の包まれ感とか...」

「そう...」

「でね、休みの日とか、昼間もおむつを当ててみると、すごく落ち着く感じがして...。あ、始めのうちはおもらししなかったよ、おむつしてるだけで幸せで」

「そうなんねぇ...、それで昼間も」

「うん...、それからは、もう1日の中でおむつしてる時間のほうがどんどん長くなっちゃった。始めの頃は昼間はおしっこしたくなるとおむつを外してトイレに行ってたけど、その内『おむつしてるんだし』って安心しておもらしを始めて、毎回おむつの中に」

「あらあら...」

「そうやっている内に、我慢できる時間が徐々に短くなっちゃったみたい...。『おしっこ?』って思ったら、すぐにおむつが濡れてくるように...」

「...なるわなぁ、せっかくお母さんが高校卒業までにトイレトレーニングしてくれたんに、独り暮らしを始めて、『逆トレーニング』しちゃったんね。もしかして、哺乳瓶とか持ってたりして」

「...」

ぼくは、うつ向きながら、コクリとうなずきました。

「あらー、そりゃもう完全な『赤ちゃん返り』だわ」

「...」

ぼくは反論できませんでした。おかみさんは、

「だったら言ってくれればよかたんに...」

「それは、さすがに」

「まあ、そうなぁ、言うのは恥ずかしいわな、大人になっても昼間のおむつがとれないなんて。それに、赤ちゃん返りなんて余計にな」

「...」

「それで、おむつはどうしたの?」

「あ、元々、夜の心配もあったから、実家から持ってきてた分が少しだけあって...。でも、おもらしの回数が増えると全然足りなくなって母さんに電話したの。またおねしょが始まっちゃったって。そしたら、すぐに大きな段ボール箱が2つも届いたんだよ。中には、おむつがぎっしり、それに漢方薬とか腹巻きとかも入ってて」

「それはなぁ...、お母さんに『完全に治し切れなくてごめんね』っていう気持ちがあったんよ、きっと」

「そうかなぁ」

「ほりゃそうだって、親だったらそう考えるわ。でも本当は一度治ったのに、あんた自身が『赤ちゃん返り』させちゃった

んよなぁ...」



ぼくは、結局全部話してしまいました。名前も住所も全部知られている近所のお店のおかみさんにね。
でも、なんだか気持ちが楽になりました。

おかみさんも初めは心配顔で聞いてましたが、徐々にやさしい笑顔に。

「そう...、でも、話してくれてありがとな...。それじゃぁ、これからはもっと気楽に遊びにおいでん。話しならなんぼでも聞いてやれるわ」

「えっ、そう?、うれしい!」

ぼくは、親元を離れてなんとなく鬱になっていたのが、一気に晴れたような気分になりました。



~~『クリーニング屋さん(3)』に続く

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
このストーリーはフィクションです。
登場する団体・名称・人物は全て架空のものです。

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甘えん坊のゆうや

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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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