もしも、こんな投稿があったら...


久しぶりのショートショートです。
もしも、こんな投稿があったら、ぼくも感情移入しちゃうかもしれません。
(あくまで、フィクションですよ...)

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僕はおむつが取れません。

僕は、夜はもちろん、昼間もずっとお尻にはかわいいい布おむつがたくさん当てられ、ゴムのおむつカバーでまん丸に包まれています。常時おむつなんです。

と言っても、本当の赤ちゃんではありませんよ。1970年の生まれですから、実年齢は察して下さい(笑)。

僕の実家は岐阜県の田舎で、祖母と母と姉の4人暮らし。年の離れた姉からもずっと甘やかされて育ちました。
そんな環境からか、僕は子供の頃からずっとおねしょが治らず、中学を過ぎて高校生になってもまだおねしょしてました。夜になると祖母や母からおむつを当てられ、朝にはグッショリ濡れたおむつを外してもらって、濡れたタオルできれいに拭いてもらってから学校に行くのが日課でした。当時は自宅にはシャワーなんて便利なものはなかったので面倒をかけてたんですね。

でも実は、正確には中学卒業の頃までが本当のおねしょで、高校の時は朝目覚める時にわざと漏らしてました。近くに住む親戚の赤ちゃんがおむつを当てられているのが何故だかとてもうらやましくて、自分もずっとおむつしてほしかったからです。

それでも、母は怒るわけでもなく毎晩僕におむつを当てながら、
「早くおねしょが治るといいねぇ」と優しく言うだけ。
姉も「高校生になってもおむつなんて、恥ずかしくないの?」っていうのが口癖でしたが、祖母や母が忙しい時には僕におむつを当ててくれました。

その頃は、おむつと言えば今のような紙おむつもありましたが、家には僕が赤ちゃんの頃からずっと使ってきた布おむつがたくさんあって、紙おむつを当ててもらった記憶はありません。
特に祖母は「紙おむつなんか無駄だし身体によくない...」って訳もなく頑固で、ずっと布おむつで通してたんです。
確かに、さらし木綿の布おむつは柔らかくて愛情を感じる良さがあるので、僕自身も好きでした。
そして、その布おむつの上からビニールのおむつカバーでお尻を包んで、前でホックをパチンパチンと止めてもらうと、そこには高校生ではなく赤ちゃん返りした自分がいるような不思議な安堵感がありました。

当時、夜のおむつは15枚くらい、それが朝にはグッショリと濡れてるんですから、毎日の洗濯も大変だったと思います。
そのおむつとおむつカバーは裏庭に広げて干されていました。風に揺れるおむつの光景は赤ちゃんのいる家っていう感じでしたが、おむつカバーだけが異様に大きく目立って恥ずかしかったのを覚えています。でも、実際には物干しは外から見えない位置だったので、僕がおむつしているのを知っていたのは家族と親戚の人だけ。家の窓からは目の前に物干しがよく見えましたから親戚には隠しようがなかったんですね。

昼間のおむつが取れるようになっても、学校に行く時は家族に内緒でパンツの中に布おむつを忍ばせて通ったものです。おもらしはほとんどしなくなってましたが、おむつを当てているだけで安心でした。

高校を卒業して就職し、名古屋のアパートで独り暮らしをするようになると、おむつも卒業したはずなのにまた赤ちゃん返りしてしまいました。
実家から離れた寂しさでしょうか、布おむつの柔らかさと、やさしくおむつを替えてくれた家族の顔が毎晩浮かんできてたまらなくなったんです。
でも、おむつはアパートには一切持って来なかったので、我慢できなくなった僕は、おむつの代わりにバスタオルを当てて、大きなビニール袋でお尻を包んで寝るようになりました。でも、感触が全く違うんですね。一ヶ月ももちませんでした。

結局、隣町のベビー洋品店まで出掛けて布おむつを買い込み、股間に当てた時の幸せだったこと、今でも忘れられません。
そうなると、ビニール袋で作ったカバーではダメで、薬局で大人用のおむつカバーも何枚も買いました。ホックをプチンプチンって止めるあの恥ずかしい音か忘れられなかったんです。

布おむつとカバーが揃うと、もう抑えようがなくなりました。
アパートの独り暮らし、誰の目も気にすることなく、夜のおむつだけでなく、昼間も堂々とおむつを当てるようになりました。そしてトイレは使わずにいつもおむつに漏らす生活。
そんなことを毎日続けている内に、「出るかな?」って思った瞬間にもれるようになったんです。一回のお漏らしの量が少なくなって、お漏らしの間隔がどんどん短く回数が増えた感じ。なんとなく、いつもおしっこがたらたら垂れている感じで、全く我慢できない身体になったんですね。

その後、書店でたまたま目に止まった某SM誌で、赤ちゃんと全く同じよう柄や形のまま大人用に大きくしたおむつカバーが売られていることを知り、当時横浜駅近くにあった◯◯堂さんに出掛けては、安月給をつぎ込むようになりました。食費を切り詰めてもかわいい赤ちゃんのようになれる幸せ。医療用の無地のおむつカバーとは雰囲気がまるで違うことに歓喜したものです。
でも、ある時、同じ名古屋に引っ越してきた姉が突然訪ねて来て、おむつのことがばれてしまいました。ちょうどおむつ交換の最中、股間の濡れたおむつを広げていたところをもろに見られちゃったんです。
「どうしちゃったの?」って、初めはいろいろ追及されましたが、僕のそれまでの気持ちを正直に話すと理解してくれて、昔のようにおむつを当ててくれたんです。「寂しいかったのね」って、いっぱい甘えさせてくれました。
すごくうれしかった。

それからというもの、姉が遊びに来る度に僕は赤ちゃんのようになり切りました。哺乳瓶やよだれ掛け、ロンパースといった赤ちゃん用品も揃えて、ハイハイして遊んだり、哺乳瓶でミルクも飲ませてもらったり。
そして、おむつが濡れて泣いて知らせると、おむつのカバーを開いて、アンヨ高い高いしておむつ交換してもらって...。

今ではおむつ無しの生活はありえません。もう何年も下着はおむつで、パンツを穿くのは会社の定期健診くらいです。それも、いわゆるトレーニングパンツで、吸収パッドを当てているのでおむつのようなものですね。
常時おむつの方の中には、僕と同じような幼児退行の道を歩んだ方がいるのではないでしょうか?

コメント

Secret

コメントありがとうございます。
共感いただけてうれしいです。

初めまして。共感いたします。私は腰の病気で・・・。でも、オムツ&オムツカバーは安定剤ですね。安心することが大切ですね。

マルサン、コメントありがとう。
でしょー、こんな投稿があったらドキドキするよね。
実際ぼくには姉はいなくて、小学1年の時、近くに6年生の女の子がいて、まるで本当のお姉ちゃんのようにぼくのことやさしく面倒見てくれて...。
淡い淡い思い出がイマジネーションを膨らませてくれるね。

私の願望

ゆうやさん、おはようございます。
今朝起きてTwitter見ましたら、こちらの更新があり
興味がありましたのでログインしてこの小説を拝見しました。

 私も同じように母親にされていたので、今の人でも同じようにおねしょおしめが原因で赤ちゃん返りしているという方もおられると思います。

 私も是非他の人の告白記事を見たいと思っていました。  昔の雑誌ではたまにそのような方がいられて興奮して記事を読んだ記憶があります。

 今の雑誌ではなかなかこのような記事が少なくなり寂しいと思っていました。
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甘えん坊のゆうや

Author:甘えん坊のゆうや
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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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