ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第13話)

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『ぼくはトラック運転手さんでちゅ』
 「第13話.奈保ちゃんを送って...」
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なほちゃんが作ってくれた朝食(昼食?)を食べて一息つきました。
(あー、このまま...)
ぼくは、何とも言えない豊かな気分。
このまま、なほちゃんとずっとこうしていたいっていう気持ちでぼんやりしていると、壁の時計が時報を鳴らしました。
もう昼の1時。

(そっかー、今日は遅番だから5時に行かなきゃ)
ぼくは、少し現実に戻って夕方からの仕事を思い出してしまいました。
(でも、なほちゃんともっといたいなぁ...)
そして、なほちゃんって帰らなくてもいいのかなって、余計な心配まで。

「なほちゃん...」
「なに? ゆうやくん」
「なほちゃんって、...そのー...家はどこだっけー。名古屋まで送ってほしいって言ってたじゃない」
「うん、この近くだよー」となほちゃん。
「え? この近くって?」
「うん、なほもね、ゆうやくんの家がこんなとこだって思わなかったの。だって、すぐ近くだったんだもん」
「え? この近くって、ほんとに近くなの?」
「うん、歩いていけるよ」
「えーーー?」とぼくは目を丸くしました。

「夕べここに来る前に表通りのコンビニに寄ったでしょ。」
「あぁ、あの○ーソンね」
「そう、あの横の道を入ってすぐだよー」となほちゃんはニコニコ顔でいいました。
「えーそーなんだー。すぐじゃん」
「そんな近くに住んでたなんて、知らなかったなぁ」とぼく。
「うん、なほはね、生まれてからずっとこの町に住んでるの」
「へぇー。じゃあ、小学校とかもそこの○○小?」
「うん、そーだよー」
「そっかー、地元なんだ」とぼくは正直驚きました。こんなに近くに、こんなかわいい子がいたなんて。それにおむつっ子で。

「ゆうやくんは?」
「ぼくは県内だけど、ここじゃないんだ生まれたの。ずっと東のね、岡崎だよ」
「ふーん、なほ行ったことあるよ岡崎。お城があるでしょ、立派な。」
「うんうん、よく知ってるね」
「ここに来たのは仕事始めてからなんだ。このちょっと行った所に会社があるから」
「あの、トラックがいっぱい並んでるところでしょ、なほ知ってるよ」
「なほが小さいとき、あそこは原っぱだったの。よく遊びにいったよ、あのへん」
「そーなんだぁ」

それから、なほちゃんの小さいときの話や、おむつが好きになったこととかで盛り上がってました。
気がつくともう4時。そろそろ出社の時間。ぼくはこの楽しい時間に区切りをつけるタイミングをはかっていました。
すると、
「ねえ、ゆうやくんはお仕事とかいいの? 今日はお休みなのかな」
「あ、いや、実は夕方から仕事なんだ...」とぼく。
「じゃ、もうしたくしなきゃね。なほもそろそろ帰らなくちゃ」
「あ、ごめんね、引き止めたみたいで...」とぼくは急に寂しくなりました。
この楽しい出会いが終わっちゃうって感じがしたんです。

「あ、あの、...」
「なに?ゆうやくん」
「...」
「じゃ、じゃぁ送っていくよ。なほちゃんの家まで」
ぼくはなほちゃんの家の場所が知りたくて言いました。きっと下心見え見えだったに違いありません。
「うん、じゃぁ行こうねー」
「えっ?」ぼくはあまりにもあっさりとなほちゃんが答えたので意表をつかれました。
「うん、いこいこー。なほの家おしえてあげる」
ぼくは内心ほっとしました。これでなんとか次に続けられると。

なほちゃんは帰り支度を始めました。
ぼくも出社の準備。と言っても着替えとおむつをバッグに押し込むだけですけど。

そして、二人でぼくのアパートを後に。
細い路地を通って、表通りを渡って、コンビニの横の道へ。
その間、なほちゃんはぼくの手を握ってくれてました。
柔らかいその手がぼくの心を暖めてくれます。
(あー、いいなぁ...)
ぼくは自慢じゃないですけど、これまで女の子に手を握ってもらったことがなかったんで、すごくうれしいやら恥ずかしいやら。
でも、なほちゃんはとくになんでもないみたい。
(あー、いいなぁ...)

「ほら、あそこの公園の前の家。あそこだよー」
「あー、あの赤い瓦の」
「そうそう。すぐ近くでしょ」
「うん、ほんと近くだね」とぼくは少し興奮ぎみ。
なほちゃんもなんだかうれしそう。
二人は手をつないだまま、その家に近づきました。
(でも、待てよ...)ぼくは、なほちゃんの両親とか出てきたらどうしようと動揺しました。

~~~『ぼくはトラック運転手さんでちゅ(第14話)』に続く

このストーリーはフィクションです。
登場施設名称、人物、等は全て架空の内容ですのでご承知おきください。

コメント

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タックン、コメントありがとう。

このストーリーのテーマは「ほのぼとした優しさ」なんで、感じとってもらえてうれしいです。

「ファンの1人に入れてください」って、感激です。なかなか更新できませんが、これからもよろしくお願いします。

P.S
ストーリー(その14)もアップしちゃいました。

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「甘えん坊のゆうや」さん、こんにちわ、読ませて頂いていますよ。読んでて、ほのぼのとしちゃいました。温かさが伝わりますね。 更新、楽しみです。ファンの1人に入れてください。タックン。
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ぼくは大型トラックの運転手です。普通とちょっと違うのは、大きな赤ちゃんってことだけ。いつもおむつしてるんだよ~(笑)。
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